本日6月15日付けの
日本経済新聞 朝刊
最終面文化欄 連載
「ミチクサ先生」
伊集院静/福山小夜
此の日の挿絵は正に
虞美人草(ポピー)と 💠
漱石『虞美人草』の
ヒロイン甲野藤尾。👩

朝日連載が始まって
好評裡に漱石は読者
の投書が気になり…
弟子たちを集めては
それを読みあげさせ
何やら考え込んで…
虚子は胃病に障りは
しないかと危惧する
… 臨場感溢れる場面。


虞美人草(雛罌粟ひなげし)は
初夏から三夏まで歳時記 季語
愛でるなら 詠むのなら六月…
漱石が執筆し始めたのも連載
し始めたのも作品世界の季節
感も… 連載小説だからこその
仕掛けなのか構造主義的には
やはりこうなるものなのか…
流石に美しい挿画転載は不可。

藤尾の最期を伊集院氏と福山
氏は果たして描くのだろうか。


【虞美人草福山小夜の藤尾の眸(め)】


原画展 催される節には必ずや参ります…
伊集院静氏と福山小夜氏と何卒ご健勝に。👫


👫
伊集院静…1950年生 山口県出身の作家・作詞家
福山小夜…1951年生 奈良県出身の画家・イラストレーター