最終日はたまたま29日でした。

たまたまと言うのは毎月この29日には
詩人里みちこさんの詩語りの会があり
会場の南天荘画廊は参加者の貸し切り
になるからです… 折しも開催中最終日
「それぞれの宮沢賢治展」も重なって
里さんは賢治の話題も随所に入れては
ご自身の詩や外のかたの言葉について
朗読やお話を沢山聞かせてくださって 
… 茶菓子の休憩も挟みあっという間の
魅惑的な二時間でした… NPは初参加。

途中ご指名でイタコ賢治役を演じたり
講話から短歌を作らせていただいたり
… 参加者15名のかたと愉しい集い共有。


里みちこさま  2021.9.29 NP

【湧いてくる水気が勇気
                    里みちこ滔々と詩語り始め】

【雷は田圃に窒素を叩きつけ
                                雨旨き米作ると賢治】

【カ行音文字禍と黙語語りたる
                            哀しき言葉詩人愛しき】 

【モンブランひとつだけをと思い決め
                        ふたつを食べて幸いも倍】

【忍耐は認耐楽に在らませば
                             病の末も命有らまし】

【座にかわる場には言葉の立ちあがり
        書くのではない命で刻(か)くのだ】 



さてさて盛況閉展「それぞれの宮沢賢治展」
…開展前に画廊マネージャーayaさんに撮って
いただいたNPコーナーの画像…賢治に因んで
東日本大震災原発事故関連のチャリティーの
一環でした… お訪ねくださり又作品・冊子を
お買い上げ賜り誠にありがとうございました。


image0 (1)
次の企画展は11月5日〜10日開催予定の
「gogoZINEdays2021.EX」です。🙄(^o^)
お越しいただけるように早めにご案内を
させていただきたいと考えております。


【賢治の忌いつか世の為人の為】
(2020.9)
この「いつかは人のため」は
故新倉和文先生の晩年の言葉…
説明なしで京大農学部で「菌」
研究に勤しむ才媛教え子さん
が落掌してくださいました。


【翡翠(かわせみ)と山梨
    賢治季(とき)を越え】
(2021.9)
有り難いことに画廊主(オーナー)
さまが同じく落掌を…感謝です。


【詩人という仕事愛しき白い秋】