漱石研究家の中井康行氏が
虎屋文庫刊行冊子「和菓子」
(年一回の機関誌で第29号)
をおくってくださいました。

虎屋の和菓子情報満載で…
氏は「漱石の菓子たち」と
いう20頁近くの論考を寄せ
漱石の「菓子たちへの愛着
/拘泥(こだわり)」を述べて
いるように思われますが…
よみきるまでは判りません。

高3漢文授業でちょうど今
「漱石枕流」という故事に
入るところなので… 「漱ぐ
(くちすすぐ)」のニュアンス
等を多面的に考えています。


序(つい)でに…書斎用の万年筆
そして愛用のスケジュール帳
を並べてみました…拘りはNP
にも色々ありますが中井氏は 
折にふれて… 堅固(けんご)で
アカデミックなそれを教えて
くださいます…有り難く感謝。
  

【迷亭の口を漱ぐや 水羊羹】


『猫』で迷亭(漱石分身がモデル)は…
羊羹をひとくちで口に抛(ほう)り込み

「凡ての菓子のうちで尤も羊羹が好きだ」

と断言している…と氏の指摘解説あります。

NPには羊羹は水羊羹に他なりません
… 水羊羹は福井では冬の風物詩です
… 歳時記では三夏(夏じゅう)の季語
… 羊羹だけでは季語にはなりません。

… 水羊羹を不意に食べたくなります
… 俳句手帖代わりにもしているので
少し書き留めて…これはという一句
できれば万年筆で認(したた)めます
… 万年筆には至らない句を下記に。


【水羊羹のような人生 箆で掬う】

【きりわけるヘラですくって 水羊羹】


DSC_0276~2