今回は投句応募者それぞれの
一番句をお伝えすることに…
参加記念に俳句雑誌「奎」の
新年度春号(3月刊)を送ります。

ご住所の登録がまだのかたは
任意ですが下方コメント欄に
書き込みお知らせをください
… 非開示のままで対応します。


本日6月6日は
旧暦五月八日
二十四節気の
「芒種」です。

稲などの芒(禾:のぎ)のある
穀物の植え付けの季節です。

次節は十五日後の「夏至」
…一気に朝が早く日が長く
なってゆきます…夏への扉。


一番句への相互批評なども
ご遠慮なくコメント欄に…
次回はまた盛況な句会をと
主宰NP心よりお待ちします。



昼寝子の隣で開く参考書 
(木乃香)

教室にすんでる金魚また明日
(健志)

夕焼けの帰り道ふと懐かしむ
(金木犀)

すれ違う他所の金魚と目が合った
(市森)

おそろしや珍風止めるてだてなし
(黒柳徹男)

化けの皮剥がせば甘きバナナかな
(ひつじ子)

牧神の夢からさめし午睡かな
(俳人28号)



【蟷螂の生じて斧なき闘いを】


「芒種」同日から五日間は芒種初候で…
七十二候「蟷螂生」(とうろうしょうず)
…歳時記にはカマキリが現れ始める頃 と 。


斧有ろうとも無かろうとも
見えない何かと闘い続けて
… 意気軒昂でありたいです。


入賞入選なしは、むしろ心からのエールです。

公開互選会を当ブログ上で開催するためには
10名以上、もしくは50句以上のご投句をと…
秘かにハードルを設けておりました… そして
次回より必ず、公開互選会を経ての表彰をと
切に願いつつ敢えて… 上掲のハイレベルの句
が揃いながらも見送らせていただく悔しさを
… 正岡子規の頻りに漱石と語った「月並」の
意味と共に味わっております…ご投句に感謝。