八朔とは本来は旧暦の葉月朔日(はづきついたち)
のことで稲穂の実りへの感謝の行事を指すもの🌾
… 新暦でも京都祇園のように8月1日を芸妓・舞妓
(げいぎ・まいこ)たちによる師匠宅への挨拶回り
などの風習を指す雑節としてカレンダーに記載。


新暦8月1日に『トップガンマーヴェリック』を
みて… 1日(次は15日)発売の「ビッグイシュー」
をよんだという標題句です… 一見相反する素材。

戦闘の映画パンフと平和のオピニオン冊子です
から並べると釣り合いの違和感甚だしくあって
… しかし前者が愛国心を極端に煽るものであり
後者がグローバリズムの強要であり… という訳
でも無いと… 強く思うのです… 思いを致すこと
や思いを馳せること… 普遍的な思い遣り即ち愛
… それは不幸なことに「戦争」を通してみえる
…逆説的なものではないかと…ロシア(的なもの)
は双方に明確に見受けられますが… 実はどちら
もロシアを直接に批判することばは 一切ない…
あえて言えば… 「祈り」なのかも知れません。


不可思議なコントラストとパラドックスとを
痛感する取り合わせのような気がしています。

ストリーミング配信せずに劇場公開を待った前者。

書店に配本せず路上&通信販売を貫いてきた後者。


NPが小論文講座をやるとしたら…すぐにでも
このふたつについて設問を細かく作ります…。


8月1日は感謝御礼祈りの日です…NPの場合は
映画と冊子に巡り会い小論の素材を得ました。

8月15日にはもう一度前者をみて新たな後者
をよむ…それも一考ではないかと思うのです。


【トップガンマーヴェリックと雲の峰】
 

【手にビッグイシュー 八月十五日】
(『朱華』敗戦日の三連句より)



🌾八朔(はっさく)
八月朔日の略で、旧暦の8月1日のことである。
新暦では8月25日頃から9月23日頃までを移動する
(秋分が旧暦8月中なので、早ければその29日前、
遅ければ秋分当日となる)。
この頃、早稲の穂が実るので、農民の間で初穂を
恩人などに贈る風習が古くからあった。このこと
から、田の実節句(たのみのせっく)ともいう。
この「たのみ」を「頼み」にかけ、武家や公家の
間でも、日頃お世話になっている(頼み合う)人
に、その恩を感謝する意味で贈り物をしていた。
[wikipediaより]


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