ごくげつ… 十二月十五日は
絵本作家いわさきちひろが
福井県武生市(正確には
南条郡武生町で現 越前市)  
で 1918年(大正7年)の
雪のふる朝に生まれた日。❄️


ちひろの生まれた家記念館


わたしは年間パスポートを毎年更新
して年に何度となく企画展に合わせ
訪れることにしている… ちひろさん
は「こどもたちの幸せと平和」を祈り
1974年(昭和49年)満55歳で 原発性
肝臓癌で亡くなる直前迄、こどもの絵
を描き続けた… 絶筆は、息子の猛さん
(安曇野ちひろ美術館の初代館長)が
枕元に置いた「こどもの絵の目入れ」。

『あいうえおのほん』(浜田廣介文、
童心社)で1960年メジャーデビューして、
『花の童話集』(宮沢賢治作、童心社)
1969年刊では挿絵を描き賢治との接点も。
『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)
は1973年作で闘病末期の絵文作品になり、
ベトナム戦争で死んでいった子どもたち、
生きぬいてきた子どもたちへの熱い思い
がこめられた、いわさきちひろ最後の絵本。

『 ゆきのひのたんじょうび』(武市八十雄
案、至光社)が死後1973年に刊行されて、
いわさきちひろブームとなり没後五十年を
超えて「ちひろの絵」は愛され続けている。
さだまさし「歳時記(ダイヤリィ)」歌詞
に「… すてきな水色に君は笑った そんな
ちひろの子供の絵の様な君の笑顔がとても
好きだった」とあったのがマイブーム原点。


武生は いわさきちひろ の生まれた町


【赤色のいわさきちひろ冬帽子】


画像は先日、ちひろ誕生日の前日に
実家に日帰り帰省した際のもの再録
わたし自身の誕生日の朝にアップ…。



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