NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 音楽

高曲伸和さん主宰&指揮
東灘区のうはらホールで
恙無く開演終演とのこと
おめでとうございます。🎵🎵

「恙無く」は高曲さん御自身のお言葉
… 仕事都合で参ることの叶わなかった
NPの申し開きメッセージに やさしい
返信をくださり… その中にありました。

高曲さんを初めとしてチームメンバー
スタッフのご尽力は並大抵ではないと
察しています… このご時世に批判する
ことは容易く抗し難き「集客」の文化。

万全の対策あってこその遂行開催なの
ですが万一を考えると… ということで
全国それぞれの場所で人数・間隔制限
や無観客という苦渋の選択が続きます。

【つつがなく数へ日を生き祝ひたし】

ベートーヴェン生誕250年の年は思いも
寄らなかったパンデミックに明け暮れ
ようとして… 下に掲載のフライヤーでは
第九の「合唱」がメインのコンサート…
こころよりお祝い申しあげます。\(^^)/


いつか高曲さん指揮で第九全体を聴いて
その中で指揮者自らがバリトンソリスト
という奇跡を目の当たりにしたいという
夢想を抱いています… だって「また是非
私の“第九”も聴いてやってください」は
そういう意味ですよね…タカマガリさん。

ありがとうございます…次の機会には
NPももっと万全を期して是非共必ず。


【合唱のライヴ生き残りクリスマス】
(高曲伸和&アンサンブル・フロット様)


【二百年迫り夢幻の第九合唱】


1824年に作曲のニ短調作品125
ベートーヴェン最後の交響曲は
今や俳句の季語(仲冬 歳末)です。
(上方の「数へ日」も新年への
カウントダウン 同時期の季語)

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ふゆごもり
三冬の季語…雪国などで戸外に
出ないで過ごすことで…元々は
草木や動物の用語のようです。

実家の母に疎開中の留守宅保守
を仰せつかりそうで短期冬籠も。

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ラフマニノフのピアノ協奏曲
第1番~4番をずっと聴き続け
(リーズ・ドゥ・ラ・サール…
全四曲の演奏CDは珍しいとか)
ていますが… オーケストラが
あってこそのコンチェルト…。


ピアニストはその練習をどう
するのか不思議に思うことも
あり… ピアノレッスンの先生
にお訊きしました… 興味津々。


… オーケストラの全体を弾く
為の専用ピアノ譜面があって
… 二台のピアノで合わせます
とのご回答でした… 納得至極
(それで反田恭平さんは務川
慧悟さんと二人ピアノを…?)。


単独で練習することはあるが
コンサートでソロは無いと…
それがコンチェルトの意味と
(当たり前のことなのかも…)。


よく聴かれる曲はコンサート
受けすることで人気曲となり
ますます弾かれ録音されると
(オーケストラを伴う以上は…)。


ラフマニノフの場合は第二番
がそうなのですが… 他には…。

そうですね…ランキング1位の
ベートーヴェン第五番「皇帝」
(全5曲の最高峰にして超人気)
は別格・格別としてもですね…
ラフマニノフの第三番もそう
グリーグの(唯一の)協奏曲や
ショパンの二曲遺る協奏曲や
(第二番よりもずっと有名な)
チャイコフスキー第一番等が
知られ弾かれ望まれてさらに
…ということのようです成程。

個人的には…モーツァルトの
第24番(全27曲)や曲名のある
第九番「ジュノーム」や二台
ピアノの第10番もいいですね。


次回は年明けになるのですが
それまでにラフマニノフでは
なぜ第一番が余り(ほとんど)
聴(弾)かれないのかを考える
…というステイホームワーク。🎹


【年の瀬に不要不急のコンチェルト】


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まさにフライヤー(チラシ)
フライ・アウェイ…どこへ
飛散してしまったのだろう

… と思って調べてみました。


『グッドバイ』はすでに
2020年9月にBlu-ray&DVD
になっていました… 映画館
で笑い転げて見たかった…。

『にしきたショパン』は
自主制作映画でありながら
幸いに2021年3月公開予定
… 左手ピアニスト聴きたい。



前者の原作は太宰治… ほぼ
遺作ですね未完のままです
高校時代に初読の記憶あり。

後者の原作は出演もされる
泉高弘さん『西北バー物語』
ではなく… 脚本も楽しみに。


太宰治の乳母として知られた
小泊のタケさんにお会いして
太宰の話を聞かせてもらった
ことがあります… 大学時代に
サークルで太宰を訪ね青森へ
… 「思い出」の中の「修ちゃ」
(本名 津島修治) ご高齢でした
が話してくださいましたね…。

泉高弘さんには西宮北口駅の
近くにあるバー「おでんでん」
で一曲聴かせていただいたの
ですが… 県立西宮高校 元音楽
講師から転身してマスターに
… 『西北バー物語』はワイン
&クラシックバーへと誘って
くれた芸術家の南熊山人さん
に今秋お借りして読みました
… バーにはスタインウェイ🎹。


フライアウェイ

【文学と音楽映画漱石忌】

12月9日は1916年(大正5年)
に鬼籍に入った漱石の忌日
クラシック音楽通でもあり
映画『それから』の室内楽
のシーンを思い出しました
… 松田優作と藤谷美和子の。


フライバック

ラフマニノフを弾きこなす
天才肌のピアニスト健太郎
と幼なじみ凜子の物語は…
「阪神淡路大震災の記憶を語り継ぐこと」
「左手のピアニストを応援すること」と
いう二つのテーマを持つそうです…
プロデューサー 近藤修平氏。


・・・というわけで今朝も…
ラフマニノフのピアノ協奏曲
聴いています… ラフマニノフ
が亡命を決意するロシア革命
それは漱石の他界した翌年…
1917年3月から始まりやがて
十月革命に繋がってゆきます。


【革命も震災もあり雪降り積む】





1959年11月横浜市生まれで横浜市在住の
作者の第五句集で2017年5月の初刊です。

栞(しおり)を杉山久子さんが「新しい音楽」
という題名で書いていらっしゃって…句集
のタイトルに因んだものでしょうが音楽の
素材句を挙げられているのではありません…。


とても興味深く思えたので「音楽素材句」
数えてみました… おこがましくも比較です。

『音符』全350句中に33句
『蒼穹』全121句中に12句

比喩的に用いたものや脇役・端役も含めて。

確率的にはほぼ同じ頻度でした… 33句から
特に心に響いた新しい音楽の句を撰ぶと…
ある特徴に気付きました… さて何でしょう。


ハーモニカにあまたの窓や若葉風
漆黒の楽器ケースやさくら散る
ピアノ弾くごと指動く昼寝の子
シンバルの連打のやうな残暑かな
トランペットより薫風の生まれけり
ティンパニを叩けば風の光り出す
カスタネットまでたんぽぽの穂絮飛ぶ
天使像のラッパ上向き夏に入る
チェリストの深き一礼星月夜
葱提げてピアノ奏者の帰りけり

(金子敦 2012年~2016年)


そうです
音楽素材の中にほぼ3割の確率で
「楽器素材」が実景的に登場です。


印象的👀
大変バラエティー豊かと言えます
これだけの楽器を鏤(ちりば)めて
視聴覚と心に響かせてくれるのは。


NP句集は
ピアノ・クラリネット・チェロ…
まだまだですね…3割超バッターと
2割台半ば… そういう問題ではなく😅
もちろん内実に雲泥の差があります。


ところで
金子さんにフェルメールの句があります。

フェルメールの光を曳いてゆく螢
(2012年)


これはNP的には「絵画素材」の他に
「光素材」と「虫素材」を活かした
とても複合的な着想かと思われます。

【春来たりなば遠からじフェルメール】
(『蒼穹』春の部の二句目)


やはり実景・実体・実写を大切にして
楽器にも昆虫にも触れてゆきたいです。


【四季を越え電子ピアノの冬籠(ごも)り】

【山笑ふ迄にピアノの弾き語り】


これでも「知行合一」目指しています…😞💦
金子敦さんと楽器の話題が出来るくらい
になれたらいいな(あくまでも話題レベル)。

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「クラシック音楽館」でN響9月23日公演
下野竜也さん指揮のシューマンを聴いて
います… ホルンが主役の心落ち着く曲で
「四本のホルンのための小協奏曲」から
入りました… 下野さんはニシキタの芸文
ホールで小柄ながらがっしりキビキビと
した指揮を拝視聴したことがあります。(^^)/

ホルン主席奏者がいて四本四人のホルン
がオーケストラの中央に立つと壮麗です
… 動き調べも一律ではなく細かな連携が
楽しめます… ホルンと言えば松岡たけを
先生の「月白やホルンを復習ふ人のあり」
(2016年作 月白:つきしろは三秋の季語で
NHK俳句年間佳作に入選、復習さら ふ)
を想起します… 標題句の長き夜・夜長も
三秋になります… シューマン・クララの
話題等挟んで交響曲第四番に移りました。📯


東京サントリーホールでのマスクの観客
席空け着席が徹底されていて… 早く満席
クラシックコンサートが心おきなく開催
されますようにと… 今演奏が終わり楽器
ごとにまとめて奏者たちが盛んな拍手を
受け続けています… 来月には大阪いずみ
ホール小山実稚恵さんピアノコンサート
(ベートーヴェン)の延期振替があります
… コロナとは無関係に二回チケットとり
ながら行けなかったかたです… 今度こそ。


【ショパコンの無き五年目の秋深し】


番組は武満徹(生誕90年)の紹介録画へ…
指揮演奏で「弦楽のためのレクイエム」
長き夜をゆったり過ごすには余りあり…
「誰もがやりたいけれどやれないこと」
をやったそうです…きっとシューマンも。


【夜長には武満徹レクイエム】


静かな静かなタケミツの亡霊の話題も…
大の阪神ファンだったと… 多面的魅力で
井上陽水氏や映画『乱』との関わりまで。


話題転々とまとまりの無くて
輾転反側(てんてんはんそく)
眠らなくてよい夜ならいいの
ですが…シューマンで始まり
タケミツトオルで終わる夜長。


金子敦さんの第五句集『音符』を入手
音楽モティーフ随所に… 後日御紹介を。


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