NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 音楽

冬土用を公募期間としながら〆切を延長して
いた第11回句会の作品一覧をお届けします。

季語のあるものは俳句として
ないものは今回は川柳として
部立てを分けましたが… 川柳
との明確な意思表示をされた
かたの句は勿論 川柳の部です。

順不同で1~65番号を振ってあります。

特撰を一句(番号)その選評と合わせて
並撰を四句(同上)簡単に一言…下方の
コメント欄に御投稿お願いいたします
… 俳号・ハンドルネームで構いません。


俳句の部と川柳の部合わせて計五句…
投句なさっていないかたも御遠慮なく。

コメント欄への御投稿は「非開示」で
対応… 後日の結果一覧表をお楽しみに。


撰句&寸評コメントのご投稿期限は…
3月31日迄とします… これは延長なし。

エイプリルフールの日に結果発表…これはほんと。


【俳句の部】

1 四年目も変わらぬ梅と通学路
2 街頭と濡れた寒いと夕桜
呑み帰りブランコの前足止まる
4 炬燵にてネコが場所取り避ける足
5 こたつ内縮む飼い主伸びるネコ
6 桜花咲き落ちる涙とぐずる鼻
7 コロナ禍で増えた卒業減る笑顔 
8 狭き門桜花彩り笑みが咲く
9 門くぐり花笑む人に桜舞う
10 統ばる雲時雨誘いて花咲かす
11 桃の花忘れるなとでも言いたげで
12 生温い風に溶けけり桃の花
13 目の裏で桃の花が散り君が燃ゆ
14 桃の花飾るその意味知らぬまま
15 無防備なくちびるのひらき桃の花
16 我が子のあくびいとしく桃の花
17 春の夢アラームをかけ忘れた日
18 しゃぼん玉あかごは母に手をのばし
19 春の海やわらかなその息づかひ
20 春の夢いとしい君のかたえくぼ
21 歳経ても祖母の目尻に山笑ふ
22 実家にて娘もつくるゆきうさぎ
23 家帰る温い(ぬくい)むすめと我が妻と
24 卒業に涙と拍手君たちへ
25 木漏れ日と髪の毛の匂ひ冬ぬくし
26 枯れた葉や風に誘われひゅーかっかっ
27 八重桜曲がり重なり空覆ふ
28 マスク越し梅ことごとく匂ひけり
29 キミはいま未来から来た桃の花
30 桃の花エチュード誰の為に弾く


【川柳の部】

31 いってきます返事無き部屋胸躍る
32 コロナ禍で増えた体重減るお菓子
33 web会議画面の外はオフモード
34 卓上で退けよと睨むねこまくら
35 はな垂れてもえよと願う杉のはな
36 早桜我を重ねて頭たれ
37 春の季語ネタがなくなりググってる
38 鶏頭を愛でつつテールスープ飲み
39 メイクして買わず立ち去る厚顔女
40 胎教でもうつわらんと嬉遊曲
41 タラとレバスルメで競馬乾杯し
42 啓蟄やにじり口より匍匐せり
43 どいつ車や一目でわかる円ぶれむ
44 灰色のマスクで答弁ゴチ官僚
45 ホケキョウと和尚とうぐいすシンクロし
46 お受験や相は幼い激化の門
47 金もなくコロナにかかる機会なし
48 ブログ見て飛んで扉に入る冬の虫
49 老梅や白無垢雛がふたつみつ
50 水仙や細雪路の四姉妹
51 熱燗をつけるおやじのしわ優し
52 絃楽器ひけらかすたび格を下げ
53 この白と指差しイカのすしを食ひ
54 ガス欠や愛編む総理辞書に無し
55 藪の中密かにモリとカケを食ひ
56 おでんでんはひふへはひほはひふへほ
57 蔵の中スターと三密クラスター
58 俳人は切れ痔ができていっちょまえ
59 春先や谷崎股裂き狂い咲き
60 耳にタコ睡講し過ぎのクラスター
61 三密や密輸密売密入国
62 もののけにおのろけのふり婿養子
63 定年でリーマンよそうもうよそう
64 黄なるかな臘梅見るも素の心
65 チャットだけ長く優しく嫌われて


【楽聖忌ほんとはもっと男前】


3月26日
🎹楽聖忌
ドイツの作曲家ベートーヴェンの命日
(1827年没)。ベートーヴェンは
多くの交響曲を作曲し、数々の名曲を
残したことから、極めて優れた音楽家
に向けられる「楽聖」と呼ばれている。
(「今日は何の日」サイトより)

国公立大学の前期入試まで丁度一週間となり
余寒(よかん)見舞いは陣中見舞いの応援歌🎶

いきものがかりのエールより今回はコブクロ
2001年3月22日リリース丁度来月20周年です

作詞作曲小渕健太郎でメジャーデビューした
… あの「蕾」を敢えて温存した会心の一曲🎵


スーパーでは手前ドリ🐦️
菓子も歌詞もいいとこドリ🐔

あくまでもエールの為の援用\(^o^)/


どんなに小さなつぼみでも
凍える冬を超えればほら
春が来るたびに
鮮やかな花が咲くのだから

あなたが今日まで歩いてた
この道まちがいはないから
春には大きな君が花になれ

(中略)

今 君は門出に立ってるんだ
遥かなる道をゆくんだ
誇り高き勇者のよう
風立ちぬ その道のどこかで
君を探してるんだ
誰かが君を待ってるんだ
思い描く夢のもよう
いつの日にか その目に映せ



歌:スキマスイッチ
作詞作曲:大橋卓弥/常田真太郎

著作権のことがありますから
歌詞論として一部のフレーズ
を解析してみたいと考えます
敢えて 入りを割愛しました…
[カシ論はマジ論でオシ論]

合唱曲としてどうなのかな…
全力で少女だったひとには…
どう聞こえるんだろうなどと
ひとりで真面目に推しを考え
しかし やはり よく練られた
研ぎ澄まされたリリックだと
あらためて感じます… ここで
実は「lyric」ということばは
和訳が難しいんですよ… NP
は「叙情的歌詞」辺りかと…。

宜しければ歌いながらお読みください。

*****************************

積み上げたものぶっ壊して
身に着けたもの取っ払って
[正統的な対句表現]

止め処ない血と汗で
乾いた脳を潤せ
[水素材の対照表現]

あの頃の僕らはきっと全力で少年だった
[未来的推量表現「きっと~だろう」を
    過去的確定表現「きっと~だった」と
    する斬新で印象的な呼応表現… サビ的
    に心地よく脳内革命を発生させる… で
    直前の「乾いた脳」が更に生きてくる]
    
遊ぶこと忘れてたら老いて枯れんだ
[掛詞表現で「置いてかれ(る)んだ」]

ここんとこは仕事オンリー 笑えなくなっている
[同音連鎖表現で「ここんとこ」「しごと」と
    「なく」「なって」 反復表現としても作用]

ガラクタの中に輝いてた物がいっぱいあったろう?
「大切なもの」全て埋もれてしまう前に
[漸層表現「ガラクタ」「輝いてた」「大切な」と
     「いっぱい」「全て」「埋もれて」畳み掛ける]

さえぎるものはぶっ飛ばして
まとわりつくものかわして
[対句表現に加えて「ばして・わして」押韻表現]

止め処ない血と涙で
渇いた心臓潤せ
[水素材の特徴「汗」から「涙」へ
    「乾いた」から「渇いた」へ変化 ]

あの頃の僕らはきっと全力で少年だった
[サビ抽象化の反復表現]

濁った水も新しい希望(ひかり)で
すぐに透み渡っていく
[水素材に光素材を対位表現として使用
    「濁った」「透み(澄み)」対照表現]

積み上げたものぶっ壊して
身に着けたもの取っ払って
[対句の反復はライトモティーフ(小主題連鎖)表現]

幾重に重なり合う描いた夢への放物線
[比喩的で幾何学的で印象的な表現]

紛れもなく僕らずっと全力で少年なんだ
[まぎれもなく「主題」表現]

セカイを開くのは僕だ
視界はもう澄み切ってる
[「世界」の換言表現「四海」掛詞表現]

********************************

いやあ「構造主義」の極みです
お目汚しだったかも… あくまで
も「恣意的解釈」ですからね…。


恒例の合唱コンクール(音楽祭)は
敢えなく中止でした… なにか一曲
歌詞論を本当に久しぶりにやろう
(音楽祭前の授業恒例でしたから)
と思っていた矢先… 「全力老年」
の当ブログ記事にコメントを戴き
「全力で歌詞論だった」…のです。


【全力を忘れない春だったよね】


2005年4月リリースの脳と心臓に
残る曲ですね… あの頃 僕は僕らは
あなたは 全力⚪️⚪️だったですか。


74歳の吉田拓郎がライヴ完全引退
とのニュースが先日来 駆けめぐり
往年のコアなファンを自任するNP💪
「間に合うかもしれない(今なら)」
と嘯(うそぶ)きながら… まだまだ
応援し続ける所存です🎵タクロー\(^o^)/

「イメージの詩(うた)」(1970年リリース)
「今日までそして明日から」(2016年ライヴ収録)
「旅の宿」(5週連続オリコン1位)
「落陽」(岡本おさみ歌詞 ライヴ人気)
「蒼い夏」(映画『学校の怪談』主題歌)
「人生を語らず」(ペニーレイン差別語)
「襟裳岬」(レコード大賞)
「流星」(ドラマ「男なら!」主題歌)
「元気です」(1980年 同名テレビ小説主題歌)
「外は白い雪の夜」(紅白出場1994年)


ひとりカラオケ🎤🎶(今は…)で歌ってみたい曲は
古い曲ばかり… 古い水夫は古い歌詞の意味を自問
“古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろう”
(「イメージの詩」歌詞)… 十年先を生きる拓郎は
「われわれ」のカリスマだったし…今もそうです。

(谷崎潤一郎は『陰翳礼讃』の中で頻りに使います
…「われわれ」「われら」… 谷崎も十年先を生き
ていたアーティストだったし… 今も変わらずに。)


たくろうは
KinKi Kidsとなら再演してもいいと
語っているそうで… いいなあ (^^)ノ
「全部抱きしめて」繋がりですね。


【たくろうの「春だったね」が春一番】


クラス担任を務めるコース
高三生たちの卒業式です…
マイ句集『蒼穹』(小冊子付)
クラス34名全員に贈ります
「贐(はなむけ)」の14連句
今日の日付でアップします
… 誰か「サインくださあい」
古い水夫に言ってくださあい。


【今はまだ卒業を語らず船出】


💪自任・・・
自負のことで自認は自覚
タクローは「フォーク界
のプリンス」を自任自認
していたことでしょうね。

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高曲伸和さん主宰&指揮
東灘区のうはらホールで
恙無く開演終演とのこと
おめでとうございます。🎵🎵

「恙無く」は高曲さん御自身のお言葉
… 仕事都合で参ることの叶わなかった
NPの申し開きメッセージに やさしい
返信をくださり… その中にありました。

高曲さんを初めとしてチームメンバー
スタッフのご尽力は並大抵ではないと
察しています… このご時世に批判する
ことは容易く抗し難き「集客」の文化。

万全の対策あってこその遂行開催なの
ですが万一を考えると… ということで
全国それぞれの場所で人数・間隔制限
や無観客という苦渋の選択が続きます。

【つつがなく数へ日を生き祝ひたし】

ベートーヴェン生誕250年の年は思いも
寄らなかったパンデミックに明け暮れ
ようとして… 下に掲載のフライヤーでは
第九の「合唱」がメインのコンサート…
こころよりお祝い申しあげます。\(^^)/


いつか高曲さん指揮で第九全体を聴いて
その中で指揮者自らがバリトンソリスト
という奇跡を目の当たりにしたいという
夢想を抱いています… だって「また是非
私の“第九”も聴いてやってください」は
そういう意味ですよね…タカマガリさん。

ありがとうございます…次の機会には
NPももっと万全を期して是非共必ず。


【合唱のライヴ生き残りクリスマス】
(高曲伸和&アンサンブル・フロット様)


【二百年迫り夢幻の第九合唱】


1824年に作曲のニ短調作品125
ベートーヴェン最後の交響曲は
今や俳句の季語(仲冬 歳末)です。
(上方の「数へ日」も新年への
カウントダウン 同時期の季語)

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