NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 文学

「オモロイ純文運動」を展開中の
2024年上半期7月芥川賞受賞作家
まつながけーさんぞうさん講演会
西宮市立勤労会館ホール15時開演  
途中休憩入れ丁度100分純文学話。

「生きる」とは何かというピュア
にして普遍的なテーマで想像より 
ずっと優しく穏やかな声で語られ
14歳での『罪と罰』で知った文学
やアンパンマンの死ぬ一話も挟み
最後には一作の時代小説のご紹介
⋯菊池寛「仇討三態」で翌日早速
高校図書館で全集本借り出し熟読。

六甲山麓にお住まいの関西学院大  
文学部日本文学科卒の遥か後輩で
群像新人賞受賞作『カメオ』更に
芥川賞受賞作『バリ山行』を再読
していつの日にかお話し出来れば   
などと妄想して優しい気持ちです。


【いい人はいいね春待ち作家さん】


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軽トラ一台段ボール函


書斎部屋に置いていたほぼ凡ての蔵書を
整理・処分・寄贈することになり⋯よく
晴れた平日に近くのトヨタレンタカー店
で友人の伸ちゃんに予約・借出・運転と
本は函詰・搬出まで手伝いをお願いして
⋯というより彼が仕切って我が息子にも
来て貰い半日かけて⋯本はいなくなった。

わたしは吉田拓郎の「外は白い雪の夜」
という曲をこよなく愛しているのだけど
(タクローはたった一度の紅白で歌った)
⋯そのサビは「そして誰もいなくなった」
というアガサ・クリスティのフレーズの
印象的なメロディになっている⋯脳内を
標題句の「そして本はいなくなった」が
ずっとリフレイン⋯「外は青い空の昼」。


【バイバイラブ外は青い暮れの空】


画像は伸ちゃんの125ccバイク二人乗り
初のバイクヘルメットNP(翌日からは
ロックNP)と快適運搬に貢献の軽トラ。

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次なる場所に光あらなむ


【古本の役割了へて年の暮れ】

【年の暮れ途方に暮れて図書の森】


森林伐採では無く、木々移動植樹先を
探して⋯メサイヤからのご一報を待つ。


木々の数は⑰が最多に⋯新古本も含む。

NP

追伸
第一希望は、志あるかたに無償の着払い。
自分としては、漱石・春樹が最後の砦か。


【木に一を加へて本の冬至かな】


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蚯蚓(ミミズ)は三夏の季語であり
蚯蚓出るは初夏の、蚯蚓鳴くは三秋
の季語になっている(歳時記より)。

蚯蚓出(みみずいずる)は七十二候で
蛙始鳴(かわずはじめてなく)に続き
二十四節気「立夏」の次候にあたる。

今年は端午の五月五日が立夏、初候の
蛙始鳴はこの日から五日間だったので
十日から標題の「蚯蚓出る」の五日間。


『バリ山行』は神戸の六甲山系が舞台
で、松永K三蔵さんのエンタメ純文学
… この言葉は自称かつ作家町田康氏が
松永さんのデビュー作『カメオ』の帯
にキャッチとして寄せたものでもある。

昨夏の芥川賞受賞作品が校内図書館に
無かったので注文図書として司書さん
に入れて戴き、届きましたメモをマイ
デスク机上に見て早速借り出して一撮。


単行本はよござんす。


月刊誌の文藝春秋でも読んだがやはり
単品で手にすると装幀や中扉や奥付に
込められた編集出版者の思いが伝わる。


夏に這い出てくる蚯蚓とこの注文図書
一冊とがどう響き合うか合わないのか
…それを言い出すと野暮な「二物衝撃」。


【よござんす野暮を承知で蚯蚓出る】


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今年のNHK大河ドラマ『べらぼう』を契機にして
「江戸時代と文学」を「目と頭と心」(大袈裟)
で学び直している(というほど元々学んでいない)
のだが、かなり長時間の立ち読みをした挙げ句に
下掲の二冊(いずれも2024年12月刊)に絞り込み
「よむよりみる」ことに勤しんでいる「にわか」
蔦重シンパ(元祖横浜流星推し)のNPなのである。


NP同人で言えば「リーダーシップ論」を連載中の
金井圭太郎さんが本物の江戸文学の泰斗(専門家)
なので、彼に例えば「黄表紙と洒落本」の相違に
ついても下記AI回答の正誤性を伺ってみたいもの。
(これは今夏に江戸いや東京に上る際に実現へ…)

「春灯(はるともし)」「春灯(しゅんとう)」
という三春の季語には春宵の灯りの何処か妖艶な
響きがあって流星同様(ほんとだよ)好きな季語
であり第4号でのNP連作句にも一句入っている。


【春灯や江戸へのタイムスリッパー】(≠第4号)


〈AIによる概要〉(ですます型説明以外は編集)

黄表紙と洒落本は、江戸時代に流行した大衆娯楽
文学で、描く対象や挿絵の重要度、判型などが異
なります。

              黄表紙              洒落本
描く対象 世相や男女の色恋 遊郭の人間模様
挿絵   挿絵や絵本や漫画 文章が主体
判型   中本サイズが基本 より小ぶり
読者層  庶民の娯楽として 知識層に読まれた

黄表紙は、その名の通り黄色い表紙をした小説で、
田沼時代に流行しました。草双紙伝統の民譚や演
劇に当世風の色彩を加え、当世風の洒落・滑稽を
多く交え、笑いの文芸を創出しました。
洒落本は「通書」と呼ばれながら、半可通の滑稽
さや愚かさが中心に描かれています。男女の会話
を中心に、「洒落」や「通」といったものを描い
た小説で、最初、教養人のための本でした。


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