NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 文学

前評判ではアジアで女性の巡りで予想通りでした。
ブックメーカーの一番人気中国の残雪さんも女性、
村上春樹さんは最終的に三番人気だったようです。

代表作『菜食主義者』は
狂わないためには狂わないといけないという主題
らしく、倒錯した世界の話を読んでみたいもの…。

ハンガンさんと聞いてわたしはすぐに漢江を想い
ました… 反日感情がかなり厳しい時期にひとり旅
でソウルに行ったことがあります…ハンガンとは
その地を貫く大河漢江の韓国語読みでした…晩夏
の光を浴びながら堤防の伸び放題の草の上に座り
込み市内の書店で入手した『反日小説の書き方』
いという何故か日本語で書かれた本を読んでいた
ものです…日本は今寒露の時節ですが、村上春樹
さん受賞ならずの報に、何だか倒錯したハンガン
の話を記したことです… また来年会いましょう。


【トマンナヨ大河漢江晩夏光】👋


【ハンガンの話をしようノーベル賞
   ハルキムラカミ受賞はならず】


👋トマンナヨ・・・
ハングルで「また会いましょう」
   
   

ノーベル文学賞の発表

新聞記事によると
アジアの、女性作家の巡りながら
2番人気「本命視」されています。

『風の歌を聴け』(1979年)が芥川賞を取らなかった
頃からずっと読み続けて『海辺のカフカ』(2002年)
などが評価されカフカ賞を受賞(2006年)した頃から
毎年ずっとエールを贈り応援授業を繰り広げたことも。


下掲画像は、神戸新聞スクラップからノーベル賞発表
と映画の話題、どちらも別日の組み合わせなのですが
「ふりかえることの妙味」を感じさせてくれるのです。

どちらの記事にも、さらに「後日譚」があるはずです。


【雁来れノーベル文学賞ハルキ】🦆


🦆雁(かり、がん)・・・仲秋(晩秋)の季語
二十四節気「寒露」(今年は10月8日)からは
七十二候では「鴻雁来」(こうがんきたる)で
雁が北から飛来する頃… ほどよい気候になって
今こそ北欧からの朗報を届けてほしいものです。  


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広島県竹原駅前のソウルフードとのこと
を、NP同人のケケタさんに頂戴した折に
伺いましたが満を持して敬老の日に賞味。

御当地出身ケケタさんからはNP第3号にも
素敵なソウルエッセイ寄稿掲載あり… 読者
の皆様是非お楽しみになさってください… 。

敬老の日にいただいたのはご子息Sくんの
3rdじいじを自認していることもあるから。

箱裏側の太華園マニュアル通り、メンマと
チャーシューにネギ、さらにもやし添えて。

ザ・ラーメンですね、今年食べた中で最高
でした… また大好きな街尾道に行って竹原
にも寄ってお店でと… 竹原再訪を決意する。

ところで…。

尾道に行く時には林芙美子の『放浪記』を
摘み食いのように読みます… 駅近の銅像に
軽く挨拶をしてから文学の小道を上ります。

ラーメンを食べる時にはこんなインナートリップ
この日に相応しく、もちろんロープウェイで上り。

画像では肝心の「琥珀に透き通るような堅麺」を
撮り忘れて一気に食べました… 戴き物に感謝。🍜


【尾道ラーメン一気に啜る敬老日
   ロープウェイもかくの如きか】


【竹原の琥珀のなかに燕去る】🐦️


🐦️
敬老の日の翌日は二十四節気
「玄鳥去」(げんちょうさる)
でツバメが南方へ去りゆく頃
… 今年は余りの酷暑に去る?



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残暑なおとどまるが秋の気配
朝夕ようやく漂うのが「処暑」 

二十四(にじゅうし)節気の
言葉で 立秋(今年は8月7日)
と白露(同9月7日)の真ん中

処暑は8月22日なのでそれ迄の
メルクマール(里程標)として
三冊… 文藝春秋は待ちに待った
大学同窓作家の芥川賞受賞作を
… ガウディと料理小説集は御縁
北大阪急行緑地公園駅田村書店
のワゴンセールで新本だが定価
三分の一〜半額の新書&文庫本


【スペインに行きたい処暑の風ガウディ】
 

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「・・・この夏を◯◯に捧げようと思う」


『成瀬は天下を取りにいく』(2024年本屋大賞)

確か、このような冒頭だったと覚えている。

わたしは自分が読んだ分も含めて計3冊購入も
あまりに気に入り過ぎて、相応しいと思われる
かた御三人にそれぞれプレゼントしてしまい…
もう手元にない。\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/


標題句の京阪は電車で、JR石山〜京阪石山寺駅
に先日の盆帰省の帰途で、ほぼ偶然に遭遇した。

季節は初秋だったが現実も心もほぼ真夏の熱さ。

今、この一冊と続編も読んで是非成瀬に元気を
貰ってほしい… 石山寺(大津市)の紫式部人気
や夏の甲子園滋賀学園(東近江市)の大活躍も
合わせて、この夏は成瀬がいる滋賀が熱かった。


熱さはうんざりという向きには、暑さではない
心の熱さなのだ… わたしは松山の俳句甲子園で
近場の灘高校の健闘を、受験生T部長さん達の
心の熱さを躍動を、心から祈り応援している…
応援やエールを送ることは当たり前のことかも
知れないが、確り自分自身を元気にしてくれる。


【青春は心の若さ草いきれ】www


www草いきれ・・・
晩夏の季語で、強い太陽に照らされむっと立ち
上ってくるような草の熱気、ついでに「青春〜」
は松下幸之助氏の言葉でNP座右の銘のひとつ。


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