NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 文学

梯子というのは横尾忠則現代美術館観覧のあと
道路挟んで真向かいにある神戸文学館で標題の
講演会を予約していたからだ⋯⋯午後二時から
約九十分でケーサンゾウさんがどれほどアンゴ
を好きなのかとてもよくわかった⋯⋯学士卒論
は「安吾論」だったらしく無頼派(新戯作派)
かなとは思っていたがダザイ、オダサク、ダン
或いはイシカワジュンではなく坂口安吾と判明。

NPと大学、学部、学科、近代日本文学専攻まで
純正の同窓なので遥か彼方の後輩を勝手連的に
応援している⋯⋯講演会は三回目で毎回優しい
声で穏やかだが熱いかただなと感じる⋯⋯衒い
や気取りや偉そうさがないところがとてもいい。

主題は「堕ちよ、生きよ」という安吾の有名な
言葉を我々(読者かな日本人かな)は勘違いを
しているのであり⋯⋯「自分に都合よく利用し
ていた価値観を捨てて自分自身のモラルを持ち
堕ちることで立ち上がれ」という主旨であった
ということ⋯⋯なるほどなるほど1941年の世相
に負けず「大きな思想のために美しく死ぬ」と
いう時代に叛逆して、虚飾よりも実質を、社会
よりも個人を、イデオロギーよりも生活をより
大事にした「おそるべきリアリストという意味
でのロマンティスト」という逆説的な説明には
かなり得心してしまった⋯⋯だけどだからこそ
わたしはダザイの方が好きだったんだけどねえ。


【文学に強い弱いの麦の秋】


画像は横尾忠則現代美術館の四階サンルームの
ような横尾美術空間窓から見下ろす神戸文学館。


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遅い

遅過ぎる  

これが文部科学省

必要必須なら即実施を。


【選択の厳寒や文学国語】


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2026年本屋大賞の標題作は圧倒的第1位だったそうで
わたしには序盤の入りやすさに反して次第に読み辛く
学校図書館で借り出し既に一週間以上経ち今日祝日に
漸く読み了えました⋯⋯例えば同じ2026年の一月の
芥川賞受賞作『時の家』の生硬と紙一重の緻密な文体
がずっと読み易かった(借り出し程なく返却)です。

芭蕉の「不易流行」という言葉を強く感じています
⋯⋯メガチャーチにはコンテクスト(文脈)が飛ぶ
かのスピード感がありデジタル関連語等カタカナ語・
ネット語・短縮語・業界語・口語&俗語が溢れます。

1980年に『なんとなく、クリスタル』の文藝賞受賞
でベストセラー作家となった田中康夫さんのように
「後注」を付けてほしい気分になります⋯⋯ただし
わたしが読了に時間を要したのは「推察」「解読」
の妙味ゆえ⋯⋯途轍もなく面白いのですが十年後?

朝井リョウさんは直木賞史上初の平成生まれ36歳。


【クラウドの本屋大賞春終わる】


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「オモロイ純文運動」を展開中の
2024年上半期7月芥川賞受賞作家
まつながけーさんぞうさん講演会
西宮市立勤労会館ホール15時開演  
途中休憩入れ丁度100分純文学話。

「生きる」とは何かというピュア
にして普遍的なテーマで想像より 
ずっと優しく穏やかな声で語られ
14歳での『罪と罰』で知った文学
やアンパンマンの死ぬ一話も挟み
最後には一作の時代小説のご紹介
⋯菊池寛「仇討三態」で翌日早速
高校図書館で全集本借り出し熟読。

六甲山麓にお住まいの関西学院大  
文学部日本文学科卒の遥か後輩で
群像新人賞受賞作『カメオ』更に
芥川賞受賞作『バリ山行』を再読
していつの日にかお話し出来れば   
などと妄想して優しい気持ちです。


【いい人はいいね春待ち作家さん】


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軽トラ一台段ボール函


書斎部屋に置いていたほぼ凡ての蔵書を
整理・処分・寄贈することになり⋯よく
晴れた平日に近くのトヨタレンタカー店
で友人の伸ちゃんに予約・借出・運転と
本は函詰・搬出まで手伝いをお願いして
⋯というより彼が仕切って我が息子にも
来て貰い半日かけて⋯本はいなくなった。

わたしは吉田拓郎の「外は白い雪の夜」
という曲をこよなく愛しているのだけど
(タクローはたった一度の紅白で歌った)
⋯そのサビは「そして誰もいなくなった」
というアガサ・クリスティのフレーズの
印象的なメロディになっている⋯脳内を
標題句の「そして本はいなくなった」が
ずっとリフレイン⋯「外は青い空の昼」。


【バイバイラブ外は青い暮れの空】


画像は伸ちゃんの125ccバイク二人乗り
初のバイクヘルメットNP(翌日からは
ロックNP)と快適運搬に貢献の軽トラ。

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