NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 文学

今年のNHK大河ドラマ『べらぼう』を契機にして
「江戸時代と文学」を「目と頭と心」(大袈裟)
で学び直している(というほど元々学んでいない)
のだが、かなり長時間の立ち読みをした挙げ句に
下掲の二冊(いずれも2024年12月刊)に絞り込み
「よむよりみる」ことに勤しんでいる「にわか」
蔦重シンパ(元祖横浜流星推し)のNPなのである。


NP同人で言えば「リーダーシップ論」を連載中の
金井圭太郎さんが本物の江戸文学の泰斗(専門家)
なので、彼に例えば「黄表紙と洒落本」の相違に
ついても下記AI回答の正誤性を伺ってみたいもの。
(これは今夏に江戸いや東京に上る際に実現へ…)

「春灯(はるともし)」「春灯(しゅんとう)」
という三春の季語には春宵の灯りの何処か妖艶な
響きがあって流星同様(ほんとだよ)好きな季語
であり第4号でのNP連作句にも一句入っている。


【春灯や江戸へのタイムスリッパー】(≠第4号)


〈AIによる概要〉(ですます型説明以外は編集)

黄表紙と洒落本は、江戸時代に流行した大衆娯楽
文学で、描く対象や挿絵の重要度、判型などが異
なります。

              黄表紙              洒落本
描く対象 世相や男女の色恋 遊郭の人間模様
挿絵   挿絵や絵本や漫画 文章が主体
判型   中本サイズが基本 より小ぶり
読者層  庶民の娯楽として 知識層に読まれた

黄表紙は、その名の通り黄色い表紙をした小説で、
田沼時代に流行しました。草双紙伝統の民譚や演
劇に当世風の色彩を加え、当世風の洒落・滑稽を
多く交え、笑いの文芸を創出しました。
洒落本は「通書」と呼ばれながら、半可通の滑稽
さや愚かさが中心に描かれています。男女の会話
を中心に、「洒落」や「通」といったものを描い
た小説で、最初、教養人のための本でした。


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これは、職場の「生成AIワークショップ」で
わたくしが実際にやりとりした「実話」です。

読者の皆様、どう思われますか?



音声入力型〙🎤

作家について教えてください。
芥川賞作家 松永 慶 三蔵です。
〘音声🎤文字表示のまま〙


〘AI〙
松永慶三蔵(まつなが けいさんぞう)は日本の
作家で、芥川賞を受賞したことでも知られてい
ます。彼は特に小説において独自のスタイルと
視点を持ち、社会問題や人間心理を深く掘り下
げる作品が多いことで知られています。
ただし、私のデータベースには松永慶三蔵に関
する詳細な情報は見つかりませんでした。もし
彼が近年の作家であれば、情報が少ない可能性
もあります。芥川賞の受賞歴や作品についての
詳細があれば、さらにお手伝いできるかもしれ
ません。もし彼に関連する特定の作品について
知りたい場合、その作品名や出版年を教えてい
ただければ、あらすじや内容をお伝えすること
ができます。


〘手入力に切り替え〙
松永K三蔵 です。


〘AI〙
申し訳ありませんが、現在のところ、私の手元
にある情報では松永K三蔵さんに関する詳細な
プロフィールや作品リスト、作家としての特徴
などが十分に確認できませんでした。芥川賞受
賞作家として名前が挙がっているとのことです
が、最新の文学関連の情報や公式発表、文芸評
論誌、インタビュー記事などを参照されると、
より詳しい情報が得られるかもしれません。も
し松永K三蔵さんに関して具体的なエピソード
や代表作、受賞理由などご存知の点があれば、
その情報を元にさらに掘り下げてご説明できる
可能性があります。最新の文芸ニュースサイト
や芥川賞の公式ページなどもご確認いただけれ
ばと思います。


手入力継続〙
バリ山行 という作品で2024年後期
芥川賞を受賞しました。



〘AI〙
松永K三蔵さんは、2024年後期芥川賞を受賞し
た作家として、今後の日本文学界で大きな注目
を浴びる存在となっています。以下、彼と受賞
作『バリ山行』についてまとめます。

芥川賞受賞とその意義

芥川賞の位置づけ:
芥川賞は、日本の新人作家や注目すべき作家に
贈られる権威ある文学賞です。受賞は、その作
家の作品が高い文学性や革新的な表現、そして
独自の視点を持っていると評価されたことを意
味します。

2024年後期受賞:
松永K三蔵さんは、受賞作『バリ山行』により
2024年後期芥川賞を獲得しました。この快挙は、
彼の作品が新たな文学的地平を切り拓く力を持っ
ていると認められた結果と言えるでしょう。


『バリ山行』とその特徴

タイトルの示唆:
『バリ山行』というタイトルは、単なる旅の記録
に留まらず、精神的・象徴的な「旅」や「探求」
を描いている可能性があります。タイトルからは、
異国情緒や内面の探求、伝統と現代の交錯といっ
たテーマが感じ取れるかもしれません。

作風とテーマ:
受賞作として選ばれたことから、松永K三蔵さんの
作品は、従来の枠にとらわれない独自の語り口や、
現代社会の複雑な問題に対する深い洞察を兼ね備え
ていると考えられます。『バリ山行』がどのような
物語であれ、読者に新たな視点を提供する作品とし
て高く評価されている点が注目されます。

作家としての今後の展望

注目の新星:
芥川賞受賞という実績は、松永K三蔵さんが今後さ
らに多くの読者や批評家から注目され、活躍の場を
広げるための大きなステップです。今後の作品やイ
ンタビュー、文芸評論を通じて、彼の作家性やテー
マへのアプローチがより明確に語られていくことが
期待されます。

情報の拡充:
現時点では、松永K三蔵さんの詳細な経歴や作家と
してのバックグラウンドに関する情報は、受賞の
ニュースとともに少しずつ明らかになっていく段
階かもしれません。文芸関連のニュースサイトや
評論誌、公式な発表に注目することで、より深い
理解が得られるでしょう。

まとめると、松永K三蔵さんは『バリ山行』によっ
て2024年後期芥川賞を受賞し、その革新的な表現
や物語性が高く評価された作家です。彼の今後の
動向や新作の発表には、大いに注目が集まってい
ます。


〘音声入力に戻り、皮肉で〙
丁寧な回答をありがとうございます。


(AI)
こちらこそ、興味深い話題を提供してくださりあり
がとうございます。また何か気になることがあれば、
いつでもお話しくださいね。



〘独り言、先日の当ブログ確定申告記事の
  数字「59」の暗示性は「語句」だった
  のか⋯極か獄か悟苦(造語)かも⋯。〙     


《追記、(AIベンチャーの教え子から)
  情報が薄いと大体嘘をつきます。》


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松永K三蔵さんの2024年後期芥川賞受賞作を
相応しく芦屋税務署前特設控えテントでよむ。

なぜ相応しいかは作品を読んで戴くとわかる
が…とりあえず税務署は芦屋川の河畔にある。

思っていたよりも待ち時間は少なく… 再読は
初読より細部に拘るのであまり進まなかった。

相談型申告自体もスムーズに済んだのに加え
納付ではなく還付と結果が出てとてもご機嫌。

『バリ山行』のまつながけーさんぞうさんは
わたくしと出身大学学部学科専攻まで同じだ。

神戸新聞の第一面の「随想」に他の日替わり
執筆陣と並んで定期的に登場するご贔屓さん。

タイトルの「バリ」は地名でも無く「超」の
意味でも無く… 是非ご一読で謎解きされたい。


今わたしは、この作品も登場する小説をNP誌
用に執筆中で、三重の意味で「さんぞう推し」。


確定申告無事完了と三蔵ネタデビューお祝い
とを、さんちか(三宮地下街)味ののれん街
「弦」の昼食天丼定食940円に舌鼓を打った。🥁


わたしが読みたいのは、登山をしなくても読める
山岳小説や釣りをしなくても面白い釣りエッセイ
… 例えば前者は井上靖で後者は開高健、そして今。


天婦羅も丼も蕎麦も食べたい…「三蔵」さん推し。


【三重丸三蔵三月三宮】


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卒業式の日の午後二時から
封切2.21の初日三回目上映
をキノシネマ神戸国際にて。


大学時代のサークル「文学地歴訪会」には
ほんとうに心底から中原中也を好きな友人
がいて彼は会長でわたくしは副会長だった。

彼と山口県湯田温泉の中也の実家を訪ねて
当時ご健在だった弟の思郎さんにお会いし
百歳越えのご母堂にも会わせて戴いた記憶。

「汚れっちまった悲しみに」は今でも小雪
の降りかかる風景と共にわたしの心にある。


根岸吉太郎監督の16年ぶり作品で128分…
「文士」という言葉を実に久しぶりに想起
…天才詩人役の木戸大聖さんは「やばい」。

「女優」長谷川泰子の狂気を赤裸々に演じ
る広瀬すずさんも後にビッグネームとなる
小林秀雄「文芸評論家」役の岡田将生さん
も、下記ページの別箇所「二等辺三角形」
という言葉は言い得て妙で敢えて援用紹介。


[公式ホームページより一部編集]
… 田中陽造、幻の脚本が幻のままだったのは、
永らく田中が描く中原中也に相応しい俳優が
登場しなかったことが理由の一つと言われる。
そこに木戸大聖が現れた。Netflix「First Love
初恋」で佐藤健の若き日の姿を演じ、鮮烈な
印象を残すなど、今、旬の注目株。初々しく
瑞々しい木戸の求心力は、映画ドラマで描か
れてきた畢生の天才詩人のイメージを大胆に
塗り替えた。そして、泰子と中也の関係性を
ある意味、唯一無二のものにしたとも言える
キーパーソン、小林秀雄に名優、岡田将生が
扮する。ある時は冷静に、ある時は情熱のま
まに、中也に惹かれ、泰子にも惹かれる小林
の姿は、21世紀を生きるわたしたちにも訴求
する現代性が豊かに波打っており、片時も目
が離せなくなる。
そう、長谷川泰子が中原中也と小林秀雄と出
逢ってしまったように、『ゆきてかへらぬ』
という幻は、広瀬すず、木戸大聖、岡田将生
と遭遇、ついにわたしたちの前に、転生する。


ところで「ゆきてかへらぬ」は「往きて帰らぬ」で、
往き去って帰らない…1937年発表散文詩のタイトル。

中也は1937年(S12年)に結核性脳膜炎30歳で早逝
し、愛息の文也、愛雅(よしまさ)も前後して夭逝。


近年は「文豪ストレイドッグス」人気キャラの一人
… 中也マニアだった友人とは賀状交換のみ残るが…
大阪ミナミの何処かのシネマでみている気がする。


【悲しみのゆきてかへらぬ日に小雪】


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あわゆきしおかわさびだけで戴く

まぐろは三冬の季語で今が旬

連勤の医師へのオモテナシ

ゆかりの地である山口の

長門峡という日本酒で

御当地の文学者の

金子みすゞや中原中也の

話の出来る人とご一献の幸せ

東灘区岡本の「ダイニング木下」


【文学を語る刺身の鮪かな】


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