NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

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初夏の季語ですが何と読むでしょうか?

かいう 

それで正解ですが実際にはそう呼ばれず

カナカナ名で生け花などの花材で知られ

人気があるため冬場からすでにあります。


実際には三月頃から出回っているようで

花自体は中心部の棒状のもので周りには

ワイシャツや修道女衣の襟のような白色

(ピンク、黄色、オレンジ、紫もあり) の

メガホン状の苞(ほう:画像で花は見えず)

…正式には和蘭海芋(オランダかいう)です。


華麗なる美・乙女のしとやかさ・清純の

花言葉はいずれも女性の美しさを表現し

立姿が凛とした清明なイメージの花です。


この年度末でNP前任校を退き新天地へと

向かわれるKB先生の歓送会(いつもの4人)

がありJR学研都市線の住道駅改札構内の

花ギャラリーを撮った画像では「主枝」。


季節感…NPには不思議な違和感シリーズ

ひとつ又見つけたので読みガナクイズに

正解は画像の下方にあり…カタカナ三字。



【サヨナラに間に合うように海芋立つ】



今日はNP自身のアレ(優勝ではなく上記)

… 学年末考査初日に同僚とランチ兼ねて。



【春なのにお別れですかと海芋から】



寒さが戻りましたが…よい一日でありますよう。



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カタカナ名は「カラー」。







ABCテレビの土曜日朝6時からは
「題名のない音楽会」…この日は
第31回出光音楽賞受賞者の演奏。


ピアノ小林愛実さん(27歳)

チェロ上野通明さん(27歳)

ヴァイオリン岡本誠司さん(28歳)


それぞれ幼少期の天才的演奏Vも
あり…オーケストラとの協奏曲を
超絶技巧交えてのホール披露版。  


わずか30分間ですがCMは入らず
いつもの司会者の前説後説もなく 
スポンサーからの敬意を感じて…
愛実さんのシューマンのピアノ
協奏曲1番(クララに捧げた曲)を
視聴の皮切りに…全編一気でした。


各受賞者の演奏後にわたされた
花束も心尽くしの三束三様で…
奏者・人柄・演目・曲調などに 
配慮もあることかと感銘でした。


【立春を締める花束コンチェルト】


天気は下り坂ですが
このあとみたかった
映画にシネコンです。 
 

よい土曜日でありますように。

 



前任校の最寄り駅構内にもあり
はやくもなつかしく憶えながら
妙法寺駅の改札階でも楽しみに
観ていました… 今回は遠州流✿

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NP小原流をかじったことがあり
生花に結構興味津々で花の名が
わかるつもりなのですが…??

わからない花がわかりますか?😅

40年前の男子校赴任以来ずっと
ご縁のある元教え子の花舗店主
に画像で問い合わせて花材確認

ほぼ間髪(かんはつ)を容(い)れず
回答があり… 餅は餅屋 花は花屋
流石… 真ん中下のエンジ花が鍵

彼も考えて画像拡大したとか!👀


赤い棒みたいなのは珊瑚水木
(花屋用語で赤水木とも言います)
ピンクの花はストック
紫はスターチス
あと白黄色とエンジっぽい色のは
スプレーマム(スプレー菊)

 
だそうです… 菊だったのか君は


【色色の浮世絵のごと菊わらふ】


神戸市街よりも星が綺麗にみえ
坂の上に聳える城のような学舎
 
色んな処に花の多いのも好きで
花のようにわらう生徒たちにも
屈託がなく…そんな一年でした。





✿遠州の華道・・・
曲線を主体とした流麗な円の花形で
浮世絵などとともに江戸時代を中心
に大流行したことは知られています。
現代では、その生花を基に新生花、
正風花、盛花<華皿華>、抛入花、
生花の美を簡素に引き出す端麗花、
和紙と共に楽しむ<華包>や鉢物
と切り花の調和<遠州ポピンズ>
や、現代花21と呼ばれる新しい
新構成の花まで広く楽しめる日本
を代表する流派の1つであります。
[遠州華道 公式ホームページより
…追記で2022.10.4当ブログ記事を
是非ご参照のほど]



バス路を歩いて登ると… 今が盛りと
住宅地斜面にもう一つ花ギャラリー
… NPには古里福井の県花が咲いて…
水仙境」とネーミングしています。


【雪中花ひとりひとりの同じ顔】 
(『朱華』冬への扉)


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新暦10月4日は旧暦の重陽(ちょうよう)
節句(季節の祝い)で菊花のまつりです。

昨年度までの勤務先の最寄りの駅には 
花ギャラリーがあり…よく当ブログで
ご紹介しましたが実は現在の勤務先の
最寄り駅にもあります… 流派が違って。

遠州流※の菊花… この日もまだまだ日中は暑く
気怠い午後に撮りましたから何だかくすんで
…『枕草子』の一節の駄洒落(掛詞)が浮かんで。


【菊の声聞く少納言そこにいて】


※遠州流(えんしゅうりゅう)・・・
武家茶道を代表する流儀で、紹鴎・利休と発展した
質素で内省的な「わび」「さび」の茶道に、織部を
経て遠州独特の美意識を加えた「綺麗さび」と呼ば
れる茶風を特徴とする。織部を武家らしい華やかさ
とすれば遠州は茶の湯の心を用いて自然な雅やかさ 
を加えたものと言える。(wikipedia)


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九月の彼岸過ぎ(今年は27日)頃〜
十月になりましたが… 国道沿いの
交差点前と民間の小型駐車場奥で
排ガスに屈せず今を盛りと咲き…

下記には白いとありますが画像は
薄いクリーム色の花でした… 元々
地下茎の毒性が害虫を寄せつけず
田圃の畦道などに植えられた花。❁


曼珠沙華の花をみると想い出す人が
NPにはふたりいますが…皆さんは?

ひとりはちょうど秋彼岸に逝った元同僚

もうひとりはその職場学校の生徒さん…
ある日の朝に道端で咲いていた彼岸花を
摘みガラス瓶に入れ職員室に持ってきて
別の年配の同僚が不思議がっていたこと
なにか悲しいことでもあったのではと…
文才も画才もあったあの才媛は今何処に。


悲しい想い出は雪のように積もりますね
… 季節は違いますが浜田省吾の曲を更に
想い出します…「悲しみは雪のように」🎵
曲で言えば山口百恵「まんじゅうしゃか」


【曼珠沙華花束にして硝子瓶】


【永訣の朝とってきて曼珠沙華】
(『朱華』秋への扉より)


❁曼珠沙華(まんじゅしゃげ/まんじゅしゃか) ……
仲秋(9月)の季語
彼岸花  彼生地花  死人花  天蓋花  幽霊花  捨子花
狐花とも。秋のお彼岸のころになると、真直ぐに
伸びた細い茎から、赤い炎のような特徴的な花を
咲かせます。たまに、白い曼珠沙華もあります。
花言葉は「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」
「情熱」。「 悲しき思い出」は墓地などでよく
見られることに由来するよう。(ネット記事より)


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