NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 季(とき)

三月中旬の今は仲春ですが、まだ寒い日も。

甘海老
槍烏賊
蚕豆
蛍烏賊

それぞれ季語として歳時記では不自然で
「旬」と「季感」のズレは地球温暖化や
陽暦陰暦の違いだけではなく目立ちます。

あまえび 季語として微妙
旬としては晩冬から初春?

やりいか三夏
そらまめ初夏
ほたるいか晩春

アマエビは人気、子持ち秋から出回ります。
ヤリイカは今も旨いのですが、意外にも夏。
ソラマメは一寸豆とも書き、二月から美味。
ホタルイカは大きくなるか、小さいままか。

ムキになって、無季に気付いて、無機は哀しい。


【親季語のめんどくさくてムキになる】


旨けりゃいい…確かにそうなんだけどね。


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今週15日の金曜日が最終なので
「著しく混雑」とスマホ画面の
説明とカレンダーをみて1時間
早めにJR芦屋駅前の申告会場に
並んで整理番号6をゲットした。

朝食抜きで確認準備して雨の中
来年こそは自分でスマホ画面で
… とは思うものの何だか不安で
やはりサポート付きの会場申告
にしてみて正解開始30分後終了。


この日は事実上の仕事最終日に
重なったものの前日に全て完了
昼前出勤にして久しぶりに職場
近くの喫茶店の「モーニング」
でサンドイッチ&ブレンド珈琲。


【春雨の仕舞い仕事のモーニング】


職場は長田区にあり帰りにはJR
地下鉄の新長田駅近くの焼き肉
「阪神」これも久しぶりで気の
おけない同僚と三人で堪能する
前には雨も上がり「鉄人28号」。


【修二会の夜仕舞い仕事の肉を焼き】


丁度東大寺の二月堂のお水取り
修二会(しゅにえ)はこの日の夜
… 正式には十一面悔過と言って 
日常に犯している様々な過ちを
二月堂の本尊に懺悔すること…。


令和五年度はわたくしにとって
大きな出来事が沢山あり過ぎて
たいへんな一年間だったけれど
全て前向きに考えて新年度への
思いを強くする一日になり合掌。


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その時刻
14時46分。

13年前は、エア・カナダ機で、成田上空、
着陸に向けて降下を続ける機内に居ました。
トロント・ハンツビル語学留学帰りの引率
生徒たちと共に、シートベルトをしました。

「成田空港にアクシデントがあり着陸出来ない」

フランス語、英語、日本語の順に機内放送があり、
機体は緩やかに旋回を続けました… その後のこと  
は、何度も当ブログに記した通り、アーカイブを
ご覧戴ければと思います… 津波も機窓から見え…。


今年は、職場で教職員一同、学年末の成績処理を
続ける職員室PC室で、黙祷を捧げる中に居ました。
観点別評価という、極めて現場混乱を生じている
処理システムに強い若手教員と共に起立しました。

午前中に米国アカデミー賞の発表があり日本から
二作がオスカーを得ましたが、その沸き立つ喜び
よりも、心静かに自分に何が出来るだろうと考え、
東日本大震災への「いのり」をあらたにした一日。

先週来、震災関係のTV番組は出来るだけ視聴して、
特に、TBSの「報道特集」で、国や政府や電力会社
その無為無策(むしろ悪為悪策)への告発と怒りに
共感をしていました…忘れないで生きることは大切。

帰宅して神戸新聞夕刊に隅々まで目を通し、標題の
キミは、勿論自分自身でもあることを痛感しました。


【311トム・ハンクスをみていのる】(2023.3.11)


【いのりのみに非ずみのりを東北忌】(2024.3.11)


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29年が経ちました。

今年は標題の句(俳句雑誌『奎』初出)を
タイトルとするエッセイ風小論考を創作し、
鎮魂の思いを持って一日を過ごす予定です。

そして、『奎』2024年3月号に掲載をして
頂き、29年間の来し方から行く末に思いを
馳せます… ああお前はなにをして来たのだ
… 中原中也の詩の一節です、とても寒い朝。


【117いのちの謂われいのりかな】
(『奎』2023年12月号)


【白雪や四半世紀を震災と】
(南天荘画廊(白の会2020年)出品短冊句)


阪神淡路大震災チャリティとして毎年この
1月17日前後に、神戸市東灘区御影中町の
南天荘画廊で開催される「白の会」企画展。

今年は1月22日(月)〜28日(日)の期間(25休)、
能登半島地震への想いも併せてになり… 私は
法事等と重なりほぼ在廊無く失礼致しますが、

「NP全作品三点限定凡てチャリティ」として

句集『蒼穹』『朱華』
文芸同人誌『NP創刊0号』『NP第1号』
俳句雑誌『奎』冬号
冊子『蒼穹全句自己解題』『過客(ネット句会誌)』
リーフレット『宮沢賢治全句と神戸ゆかりのNP句』
      『欠片Kakera(俳句付け句の短歌集)』
色紙短冊飾り「白」「阪神淡路大震災」「2024」

等など、すべて各三点限りで出品即売いたします。


ぜひとも、他の出品作家さんの素晴らしい展示即売
創作群(絵画・工芸・書籍・装飾品 等 大作〜小品)
のご鑑賞の序に加えて、お越しくださると幸いです。

このブログ記事を、
黙祷の5時46分に、
心よりの祈りと復興への願いと共に、
謹しんで発信いたします。











「松の内」は明日(十五日)の「小正月」まで…🎍
これが関西では一般的で、十六日は「藪入り」。


公私共に久しぶりの完全オフにした十四日(日)、
松の内の締めとなる旅は、アウトドアにするか
インナートリップか、二択ながら暫し思案です。


A: 近場で小さな旅
いつもの「住吉川SDGsクイズ日記」の旅

B: おくの細道の旅
続けているNP超訳で「白河越え後」の旅

どちらかと言うと…、
Aは体を使うリアル、Bは頭を使うバーチャル。

Aを終えてからのBは意外にも可能なのですが、
その逆は厳しい… 頭使うとほんとに疲れます。

明日からの一週間が、今年初めてのフル稼働
の仕事であることを考慮し、自重してB旅に。
(「稼働」で志賀町原発を想起…ご無事を祈る)


標題句にあるように、(午前九時〜午後三時で)
白河越えから、阿武隈川・影沼・須賀川を経て、
日和田・安積山・二本松まで歩きました…芭蕉
この間は(たぶん)馬は駆らず川渡りもしながら、
歩いているようです…須賀川の宿場で四五日の
停泊がまた面白いですね…ほんとに連句会かな。


参考文献は幾冊もあるのですが、先入見が入る
とよくない(口語訳が生硬になりやすい)ことも
ありますから、前記した通りに… 原本にあたる
『芭蕉 おくのほそ道(奥細道菅菰抄 付)』と、
『芭蕉自筆 奥の細道』(共に岩波文庫)二冊、
これで、まず(ゆっくり)突っ走っています。


さて、Aのリアル旅をしなかったことで、ふと
思い出しました…三が日に1日だけの住吉川…
クイズの回答を忘れていました…以下にQ&A。


《住吉川SDGsクイズ日記  1月2日スペシャル》


《Q&A》
①アオサギを一羽発見、本当は何色?
 ⇒灰色、英語ではグレーヘイロー。

②カルガモと鴨との大きな違いは何?
 ⇒大きさと佇まい、鴨は軽くない。

③ピッコロのような竹笛を川べりで
 吹いている女性が繰り返す曲名は?
 ⇒「花は咲く」(東日本大震災復興曲)

④この日ゴミが多かったのは河口で
 トロ箱いっぱいの各種ゴミ一体何?
 ⇒年末のパーティーの残骸かと。
  
⑤タバコの吸殻とマスクの個数比は?
 ⇒9:1、季節柄マスクは捨てない。

⑥普通紙で折った千羽鶴大量のなぜ?
 ⇒推測は…木の葉と共に飾り付け。


【陸奥(みちのく)へ芭蕉とともに松の内】


【松の内畢(おわ)り細道旅続く】


🎍
松の内・・・(nikkei.comより)
年が明けて松の内の7日を過ぎても、大阪の町の
あちこちに門松やしめ縄が飾ってあることに気が
ついた。きれいに片付いている東京とは、季節が
異なるかのようだ。理由を尋ねると、大阪では
15日までが松の内という。ゆったり正月を祝おう
とする姿からは、大阪商人の誇りと意地がのぞく。

藪入り(やぶいり)・・・(wikipediaより) かつて
商家などに住み込み奉公していた丁稚や女中など
奉公人が実家へと帰ることのできた休日。旧暦の
1月16日と旧暦7月16日がその日に当たっていた。
7月のものは「後(のち)の藪入り」とも言う。





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