NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 映画

4月18日封切作の「コナン」八日目109分と
4月25日封切作の「真相」二日目117分とを
間髪入れずぐらいにミント神戸で連続視聴。

劇場版コナンは28作目だが3分の2以上は
劇場で観たことがあるので今回も超期待大
の違わぬ出来で特に「司法取引」に成る程。

Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんW主演の
一人かつ主題歌もMrs.新曲「天国」で「真相」
原作は本屋大賞候補になった二年前立ち読み。

前者は好きなタイプの作品でホロリとして
後者はテーマ型社会派作品でゾクリとした。

世間のGW入りを見越して朝イチから劇場へ
どちらもG指定(誰でも)だが後者はエグい。

コナンは毎回、声優林原めぐみ灰原哀の役
どころに注目していて、フラッシュバック
に絡んでいるのは彼女も然りだと思い至る。

真相は同姓応援の中条あやみさんについて
この使われかたは面白いけど勿体ない感が
半端なく、ちなみに尼ロックは観なかった。


4月25日は事故の直接関係者では無いけれど
毎年自分なりにフラッシュバックする黒歴史
を抱えていて、重傷を負った大学時代以来の
友人にグループLINEに連絡を入れて過ごした。

その翌日、午前中に二本の映画を手弁当持参
で観にゆき文具として付箋にスタンプを買い
栞代わりとして来場者サービスカードゲット。


【残像の福知山線列車事故
   ではどうすればよかったか自分】


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前記事から数日して仕事柄「年度始め」の
諸々の準備通過儀礼の慌ただしさの合間を
縫って評判高い標題大作をキノシネマにて。


NPには学習映画でありました…アカデミー賞
「脚色賞」一冠に留まった理由も何となくは
分かるような気もするのです… ラストシーン
までの十数分は凄い展開と迫力でありました。


キノシネマのポプコーン&ドリンクバーセット
700円で飲み物お代わり自由はたいへんお得で
前回のW視聴では四種4杯もこの日は2杯だけ。

ポール・マッカートニーがリンダと(大昔のV)
「アメリカンムービーにはポプコーンが似合う」
と当たり前のように言っていた記憶があります
が… この映画はドイツ人監督による米英合作物。


このあとすぐに俳句のコーチングで大阪大東市
まで…三宮で差し入れ「御座候」を買い込んで
JR快速&快速乗り継ぎ車中の人となりましたが
… 振り返りながら「楽習」にはならず「強行」
は何処か集中出来ず次からは無理は禁物と反省。


キリスト生誕のイースター(2025年は4月20日)
礼拝はどうしようかと考えなくもないのでした。


【イースター近くポプコーン御座候】



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仕事柄の春休み期間に最後のダブル視聴は
三宮のキノシネマ神戸国際会館で午前午後。
 
会員価格の1000円で見られる日が有り難い
のだがどちらも値打ちあり過ぎ涙脆くなる。

安田淳一監督の破産覚悟の自主制作で単館
上映から話題を呼び2025日本アカデミー賞
最優秀作品賞&編集賞に輝く燻し銀的作品。

ロバート・ゼメキス監督でトム・ハンクス
とロビン・ライトはあのフォレストガンプ
以来大ハリウッドの粋を集めた煌めく作品。 

主役侍山口馬木也…時代劇通の伸ちゃん曰く
「いいっすよ〜、ほんとにいいっすよ〜」
主役主トム・ハンクスにはNPずっと惹かれ
「トムと同い年だ〜、ほんといいよね〜」
どちらにも絶賛のさくらふぶきなのである。🌸


「時を越えて」は重複対比的なモティーフ。


【侍もハリウッドも春を越えて】


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本作は3月7日全国ロードショー封切だったが
三宮のミント神戸OS4月2日スクリーン1番上映
まずこのことにリスペクト、ブラヴォーを贈る。

上映後場内の印象的だった二組の声。
(NP内声)

①中学生らしき男子三人組
「今度のドラえもんいいやん」
「そやな」「そやろ」
(そやそや)
②孫らしき子を二人連れたおじいさん
「ああようねた」「・・・」「もー」
(子どもの夢だからね)

「今度のドラえもん」史上最高を更新かも。

NPは映画館で久しぶりにポプコーンセット。

いちばんよかったキャラはもちろん連れの
かたも言っていたが「のび太のおとうさん」
である… これはおとうさん世代のかたには
果たして「わかる」「あ」「なんで」三択
あるいは四択目後があるのだろうか… ネタ
バレになってはいけないので憚られるが
「戦争や核」へのアンチテーゼまで感じる。


映画の評価や好き嫌いは人それぞれだが
やはり「いい映画は泣ける」「慄える」
… しかし泣けない慄えないからと言って 
「いい映画ではない」なんてことはない。

レンタル全盛期に子どものためにあるい
は自分のためにDVDをせっせと視聴して
子どもと共にあるいは一人で感動してい
たあの頃の自分も… 今の自分も共にだが
「いい映画はいい」としか言えないのだ。

映画館よりも個人スクリーンでといった
長らくの時代風潮には「映画館はいい」
としか言えない…今年もやはり「コナン」
は出来れば初日にみたい自分がいるのだ。


【シネコンの大スクリーン春の夢】


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『春に散る』
佐藤浩市とW主演でボクサー役
『線は、僕を描く』
水墨画師三浦友和の弟子役
『正体』
変装変身を重ねる冤罪殺人逃亡犯役

以上がわたしの「横浜流星主演作品ベスト3」。

『アキラとあきら』竹内涼真とW主演の御曹司役
『流浪の月』超汚れ役で広瀬すずのストーカー役
共によかった… 後者は「ファン激減の危惧」にも
拘わらず敢然と挑んだ勇気と渾身の演技とに拍手。👏

下掲の画像と受賞コメントは、ずっと応援し続け
てきた流星推しのわたしにとって、最高のものだ。

「しんみょうをとす」と言い切る二十八歳に感嘆。🥲


【横浜に生まれし時の流星に
   祈り身命賭して花咲く】


NPはその公開当時
『線は、僕を描く』の劇場販売グッズの
かなりコアなコレクターでもあったので
また別記事でその戦利品をアップしたい。


横浜流星さん、ほんとうにおめでとうございます。
あなたの謙虚さとストイックさは、映画人の誇り。


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