NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 映画

『銀河鉄道の父』


昨秋の「それぞれの宮沢賢治展」(南天荘画廊)
からずっと楽しみに待っていましたから…初日
朝イチの回でハーバーランドOSスクリーン10
…これは画像にありますが小さなシアターです。

文化庁から奨励の補助金が出る推薦映画で…
それにしても初日の祝日に四回上映とは言え
観客動員数はさほど見込まれていないらしく
だからこそ意地になって逆に全力エールです。


役所広司さん(父 宮沢政次郎)
坂井真紀さん(母 イチ)
菅田将暉さん(長男 賢治)
森七菜さん(妹トシ)
豊田裕大さん(弟 清六)
田中泯さん(祖父 喜助) 


役所広司さんはわたくしNPと同年生まれなので
とても親近感を覚え… 作中で賢治が生まれた時
の若々しい役もこなしていることに拍手でした
… 「厳格そうに見えて隙だらけ」な役柄を好演。


賢治さん(映画をみるとこう呼びたくなります)は
菅田さんがロケ期間中にキャベツダイエットで
減量の役作りをした壮絶な生き方と最期でした。
(森七菜さんトシの最期「永訣の朝」も同様です)


成島出監督は金字塔『八日目の蝉』(2011年)で
日本アカデミー賞最優秀作品賞&最優秀監督賞
など10部門を受賞したかたで役所さんの5歳下
…一番上の画像ポスターは監督サイン入りです。


【暑サニモマケヌ 勝てなくてもいいよ】
(『朱華』夏への扉)


【こどもの日大人ばかりのスクリーン】


主題歌いきものがかり「STAR」が切なくて
ネタバレ注意ですが…チェロにも感動でした。


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1997年一作目『時計じかけの摩天楼』から26年
2023年25作目が標題『くろがねのサブマリン』
 
2020年は東京オリンピック中止延期のコロナ禍
名探偵コナンにもパンデミックは及び上映中止

わたくし一作目と最新25作目とを合わせ計九作
「劇場でみる」ことができた三分の一超 ファン

コナンに限らず映画パンフはほぼ必ず買いますが
度重なる引越の旅や読んだあと無頓着(とんじゃく)
の為に余り残ってはいません… グッズも然りです


スケール、CG画像、音楽音響、脚本とセリフ、
AIネタ、何よりもずっと引っ張り続ける物語性

宵闇迫る6時40分過ぎから約1時間50分の上映後
ちょうど姫路から特急はくとで帰阪途中下車の
元同僚数学の達人講師先生と待ち合わせ夜会食

前前任校でお分かれして一年以上ぶりの再会に
JR三ノ宮駅の中央口で上映後に買ったばかりの
パンフレット冊子をゆっくり振りかざし出迎え

なんですか?それ…と言われて そうなんだよね
彼には小学校低学年のご子息がいるのだけれど
… もはや小学一年生の江戸川コナンが主人公の
このシリーズ映画は親子連れでみたくなる人気
ではなく…かなり難度の高い社会派ミステリー
人気アニメになってしまったのだ… 少年探偵団
も登場するが謎解きや使われるアイテムはあの
ドラえもんもかなわないような最新科学系統?
にも思われてしまって… 父親譲りでロボットや
ロケット好き少年の見たい範疇(はんちゅう)を
越えているのだ… だからお父上は封切を知らず
…ちなみに複数シネコン時間差イブニング上映
は超満員で隣はギリギリ着席男子高校生二人組
…今作最大のキュンは灰原哀とのシーン 多分ね


八丈島で最新AIシステム… 元教え子の教育情報
工学系大学院生の奇しくも今まさに抱えている
重要素材組み合わせとの符合に目を瞠(みは)り
… それもこれも思い起こしながらアフター21時
からラストオーダー迄を予備校勤務時代もふと
思い出しながら久闊を叙す(きゅうかつをじょす)
…そんなロードショー初日の神戸三宮の夜更け


『時計じかけの摩天楼』
『ベイカーストリートの亡霊』
『から紅のラブレター』
『ゼロの執行人』


わたくしの撰ぶベスト4… 画も曲もシナリオも
含めて四半世紀に跨(また)がる大作アニメ映画
… 一緒に行って喜んでいた娘も今は六甲マダム


【真実はいつもひとつの暮れの春】


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2024年3月発表予定の
アカデミー賞最優秀候補らしい『生きる』と

その一週前発表予定の
日本アカデミー賞候補にきっと上るであろう
『ロストケア』と二つ

上映時間的に「だぶる」という各々二回目の
贅沢かつ冒険的な堪能

午前中の仕事と夕方からの用事の狭間活用で
やはり泣いてしまった

なんと多くの共通点と対照性のあることかと
パンフをならべてみる

ネタばらしにならない程度に一つの感動とは
エンディング曲の入り

これは絶妙ですね本当に参ります素晴らしい
思い出してしまいます

黒澤明監督の『生きる』と寺尾聰の『半落ち』
ここにもダブルものが

もうオススメをブログを通しても直接にでも
LINE発信はしない所存

今まで安っぽく送りつけていたことかと猛省
にしても映画三昧の春


【この春はあの春に似て非なる春】


【ラインやめましたとラインできぬ春】


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WBC日本優勝記念便乗企画… カンパーイ🍻

【サクラサクテレビ欄縦読み応援】


標題シリーズをNC(name  change)しました…
何かと喜ばしいことに託(かこつ)けて臨機に


2023日本アカデミー賞の主演男優賞(妻夫木聡)
助演女優賞(安藤サクラ)・同男優賞(窪田正孝)
最優秀監督&編集賞(石川慶)・同録音賞(小川武)
同脚本賞(向井康介)の七冠『ある男』凱旋上映

…こちらも快挙おめでとう鑑賞〜カンパーイ🥂


前者はABCテレビの前に早朝から釘付けになり
後者は兵庫唯一の上映館となった尼崎MOVIX…

標題のひとり乾杯食はムービックス近接の蕎麦
石臼挽「弦」…映画チケットで100円引おいしい
定食1100円メガハイボール700円…自分もある男

野球は引き続き元オリックス吉田正尚選手等を
映画は同じく日本文芸原作の作品を応援する事


【応援の歓喜乾杯桜満開】


大阪夏日で東京桜満開の日


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画像の補逸


芭蕉記念館では有料の資料を沢山入手しましたが
次に荒川都電や江東芭蕉記念館つまり月末の旅に
つながるモノも見出しました…自分への土産画像
左上のワンカップは帰りに寄り道した野崎駅近く
まるみやさんでの戴きモノ縁起酒…またND先生の
ご教示が必要な折にはこちらでお会いすることに。
 

【日米のアカデミー賞外れ春】


「ある男」も「エブエブ」も みていません…通の
ライター&エディター nissyによると「エブエブ
の受賞は新しい風が吹いた」とのこと… わたくし
みる目がないとはまさにこのことで… ご祝儀上映
あればと願っています…ND先生も大変な映画好き
ですがアカデミー賞の話題がほぼなかったので…
予想を外したようですね負けずぎらいのかたです
…「おくのほそ道」全行程を400CCバイクで回る
青春25歳の旅をしたそうで…いやあ語る語る語る。


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