NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 映画

四月五日の二十四節気の清明は
イースター(復活祭)でもあり
ミッション系プロテスタントの
大学出身者としては毎年優しい
先輩からのお手紙葉書など振り
返って不信心な我が身に思いを
致す日にもなってしまいます。(敬体)

しかしながら今年は(今年も)
シネマの世界で聖日(ホリデー)
を過ごしたことの事後報告まで。


木村拓哉さんはいい役者さんで
倍賞千恵子さんもその若い頃を
演じる蒼井優さんもよかったし
ホロコーストをトラウマとして
思い出探しのタクシーに乗ると
いう共通点は二本で1200円
というパルシネマしんこうえん
の会員価格とチョイスとに感謝。

もうすぐ釈迦の花祭の日です⋯
季語として有り難がる自分です。(再び)


【春のことです思い出すと切なくて】


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令和八年
二十四節気では
四月五日を「清明」と言い次の二十日
「穀雨」までが清明の候⋯天地万物の
気が満ちて清く明らかになる頃の意。

更に七十二候では
同じく四月五日から五日間を「玄鳥至」
(玄鳥至ル)と言いツバメが飛来する頃。
 
⋯だが新旧の歳時記のズレもあるけれど
地球温暖化で生態系はダメージを受けて
⋯万物も玄鳥も「そんな頃!?」という
様相を呈しているような気がしている。


気になっていたアニメ映画を清明の最中
⋯公開からちょうど一か月目で終映間近
仕事帰りの平日昼前からミント神戸の大
スクリーンで観ることが出来た⋯観客は
全部で六名で余程のファンなのだろうが
もしかするとわたしみたいな「気になる」
派もいるかも⋯「オレの守破離」という🎆
キャッチコピーの一つをみてみたかった。

NP的には「守破離」は
序破急
(序論・本論・結論)
措定・反措定・新措定
(正反合)
(テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼ)


評論家の山崎正和さんは日本の「花火」の
リズムは俳句の五七五に通じるものという
ことばで序破急を説明していたように思い
⋯まさに花火で守破離を語るのは得心する。


『花緑青が明ける日に』は花火の話だが⋯
「はなろくしょう」には「色彩」としては
エメラルドグリーンをイメージさせわたし
にはまさに「清明」に通じるような印象が
あり⋯今の季節に見るべき映画かと思えた
のだが率直素朴な疑問としてこんなところ
にも地球温暖化のおそるべき影響がある?


【なぜ春の公開映画?「花緑青」】


なお、守破離は大阪の谷町・堂島・黒門に
店を展開する有名な自家製石臼挽き手打ち
蕎麦の屋号であり、守破離は花火ではなく
守破離は蕎麦と思ってしまう、そんなNP。


🎆守破離(しゅはり)⋯⋯(AIによる)
守破離の三段階
守(しゅ)
師匠や流派の教え、型、技を忠実に守り、身に
つける段階。まずは基礎を徹底的に習得する。
破(は)
身につけた型をベースに、他の流派や新しい知見を
取り入れ、自分なりにアレンジ・発展させる段階。
離(り)
師の型や独自の工夫から自立し、独自の新しいもの
を生み出し、確立する段階。 

語源と本質
この言葉は、茶人・千利休の教えをまとめた
『利休道歌』にある「規矩作法 守り尽くして
破るとも 離るるとても本を忘るな」という歌
が語源とされています。これは、応用や独創
の段階に進んでも、本質や基礎(本)は決し
て忘れてはならないという教えです。 


現代ビジネスでの活用
現代では、技術習得や業務改善の指標として
も用いられます。 

守: マニュアルや基本ルール、上司のやり方
をそのまま徹底する。
破: 自らの経験や他者の知見を加えて改善・
工夫する。
離: 自己のスタイルを確立し、新しいイノベ
ーションを起こす。 仕事において、いきなり
独自のやり方を模索するのではなく、まず基
本の型(守)を習得することが、成長の近道
とされています。 


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わたしの辞令は四月七日だが⋯今日迄に確定
している担当時間割表を取りに弁当を携行し
勤務先へ⋯⋯でもよかったが小雨交じりでの
花曇り花冷えに思い立って神戸駅で途中下車
して神戸タウンなどの地下街を西へと歩いて
二十分あまり新開地駅へ⋯⋯階段を上がると
アーケード街が喜楽館を左手に見ながら続き
僅かな登り坂で突き当たりの湊川公園に出る。

公園手前で右に折れると下に降りる階段から
これもアーケード通りの入口右手にシアター。


「パルシネマしんこうえんの映画デー 🎥
 野獣死すべし、ストレイト・ストーリー」


四月一日は「朝パル」で『野獣死すべし』
1000円で⋯⋯スマホでチェックを早とちりし
久しぶりに松田優作が見られると勇んで行く
と何と1958年製作の仲代達矢主演の方だった
⋯⋯これも評価が高かったらしく大層面白い
し又痛切に感じたことは人間性の歪んだ時代
は戦争後もコロナ禍後の今も同じということ。

幕間(まくあい)は館内で食事も出来て席を
確保したままで「(昼)夜パル」に移行して
同じ二本立てを二回鑑賞でも1000円買い足す
だけでよい⋯⋯わたしは携行した弁当と水筒
のお茶で昼食の後は真四角の観客席の対角線
交点にあたる位置の席でどっしり構えて鑑賞。


『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』 
『ストレイト・ストーリー』 


昨秋公開の前者はコメディで、新年に4Kで
リマスター版公開の後者はヒューマンドラマ。

わたしには圧倒的に「ストレイト」がよくて
⋯⋯何度となく描写される「満天の星空」が
ミネソタからウィスコンシンまでトラクター
の73歳主人公の旅とみる人のこころとに降る。


さあて次は⋯⋯会員カードの新年度が始まる
四月五日の朝パルから又三本⋯⋯映画はいい。


【四月馬鹿映画デーから新年度】🎞️


🎥🎞️映画の日、映画デー
12月1日は、1896年に神戸市において日本で初めて
映画が一般公開されたのを記念して、1956年に日本
映画連合会(現・日本映画製作者連盟)が制定した
記念日。この日は、日本映画界の各団体が、多年に
わたり日本映画に貢献してきた人々への記念式典や
上映会とトークショー、入場料割引(1000円程度)
などの事業を行っている。

「映画の日」に倣って、毎月一日を「映画サービス
デー」「ファースト・デイ」として多くの映画館で 
通常約2,000円の鑑賞料金が1,300円〜1,500円程度に
割引される。


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みてからよむか、よんでからみるか


『クスノキの番人』(東野圭吾)はアニメ映画を
封切翌週の二月三日(火)にみてから一か月以上
経つ⋯文庫になるのを待って勤務高校図書館の本。

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(アンディ・
ウィアー)は来週彼岸の中日 三月二十日(金)に
封切に⋯こちらは同じく勤務高校図書館の単行本。

確実に映画と原作は違っているものだが⋯実写の
困難な原作個所にアレンジや改変が生じやすいの
でアニメ映画の方が原作本との鑑賞後感は近しい。


わたしの場合は原作よりも映画がかなりよかった
ときに複雑な思いになるのが常であり⋯これでは
本よりも「台本(ホン)」の時代なんだよねえ⋯。


【本よりも台本のゆかしき春寒し】


それにしても連日の寒さに「春寒し」句ばかりだ
⋯しかしこの二冊は作り込みがよく寒さを忘れる。


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【泣けずとも二回目深し春愁】


【あだ討ちのあとはどて焼き春灯し】


阪急の十三駅から実に久しぶりの南交差点「丸一屋」にて。


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