NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 学生時代

昨日…JR福知山線列車事故から
17年目の朝ちょうど9時過ぎに
今春からの仕事場の高等学校へ
のぼる坂道の途中で撮った花🌼

よく晴れていました… 躑躅(つつじ)と
その下の蒲公英(たんぽぽ)に惹かれて
そして事故に遭った大学以来の友人の
ために祈りました… この日入院しての
大事に挑むことを彼は他の選択日では
なく… 4.25を即断したそうですから。 


例年のようにこの日に授業があれば
その大事故で彼が重傷を負いながら
私は高知にいて何もできなかった事
二年後に倉敷児島 海辺の図書館で彼
の手記を含む『あの日を忘れない』
という単行本を読んで涙が溢れた事
更に一年後に大阪に戻り再会した事
彼の生かされていることへの感謝や
何よりも家族愛…マスコミへの思い
などなど授業二時間かけて悔いなく。
 

ただ今年度は新天地で不案内の春
… おそらく語れないかなと思って
「忘れない」という祈りだけでも…。


m(_ _)m
ふたクラスで結局語りました
内科検診のクラス時間待ちと
余勢を駆ってもうひと花と…
昨日私にできた事… 同時刻に。


【蒲公英や きっと負けない 忘れない】


いやあ、また切れ字を使いました、感謝。

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歳末の東京での実に久しぶりの
再会を見送った共立女子高校の 
KK先生から一冊の新書を戴いて


今朝はBSPクラシック倶楽部で
ヴァイオリンとピアノの二重奏
「クロイツェル」を聴きながら
…川久保賜紀さん上原彩子さん


男子校勤務時代の教え子さんで  
今年度は大学でも標題の講義を 
担当していたとのうれしい報告

挟まれた雪うさぎの便箋と資料
右下彼が担当する授業キャッチ
読んでいます見ています有難う

教職を本気で志す学生は随分と
減ったと仄聞します… 「先生」
という呼称も時代の波に抗えず


『高校生からのリーダーシップ入門』は
使用参考テクストの一端なのでしょう📕
教える側教えられる側別け隔てなく共に
ヴァイオリンとピアノのように響き合う
…豊饒な時間…お疲れさま頑張りましょう


ベートーヴェンのあとのアンコールは…
ピアソラ「オブリヴィオン」清浄な朝に


亡き父の月命日なのですが… 先生になる
つもりのまったくなかったわたし如きが
件の男子校の専任教諭になった時には…
それはそれは本当に喜んでくれた想い出。



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キセル・・・
喫煙道具の一種「煙管」の別称。
不正乗車行為の一種「煙管#キセル乗車」参照。
マラソンで、途中で近道ルートを走行したり、
車両に乗せてもらうなどして正規コース・距離
を完走しない反則を云う。(wikipediaより)

要は「中抜け」「ワープ」の比喩的表現です。

今、この手法で評論・小説・古典の本文・問題
文を購読、思考・考察をする… そんな授業展開
をしています… なかなかスリリングで面白い?


例えば… 生徒たちに三学期やってみたい、やっ
てほしい文章(教科書・問題集、現古漢問わず)
を、B5古紙にアンケート記入的に一人ひとり
希望記入して提出回収するのですが…その各自
希望一位・二位・三位を決めるために、上記の
「煙管読み」を、NPが声読するわけですね。

はい、教科書でも問題集でも可能です…何しろ
逐次、「タイトル」後「冒頭文」と「末尾文」
のみを文章内容に相応しいトーンでセット朗読
して…生徒さんはしっかり聴いて…テクスト一冊
次々続ける…ウルトラソウルな短文購読…事後は
選んだ理由と共に記入投票… (2021年この1冊や
この1曲、2022年の希望・目標などを添えて)。


今年度は高1高2で全8クラスの授業に与って
「国語総合」「国語演習」を担当していますから
今週出揃うアンケート結果が…まずは楽しみです。


(続きます)


【煙管した学生時代夏の旅】


遥か彼方の学生時代には
文庫本一冊を必ず持って
夏の旅に出ましたが最後
まで読みきることはなく
末尾を読んで読んだふり
していたことも… 熟練形。




約40年前の日本シリーズに
オリックスの前身のひとつ
阪急ブレーブスが出場した
時… 西宮北口の西宮球場で
アルバイトをしていました。

場内整理・案内が主な仕事
… 観客の入場口でチケット
確認もしましたが… 明らか
にへんなオッサンがなぜか
汚れた刑事の名刺(そんな
もんあるのか👀) を見せて
「ごくろうさん、今日は
よろしく」と堂々と通過…
印象的な想い出の一シーン。


山本由伸は今絶対的エース
ですが… 当時も山田久志と
いうアンダースローで球速
150km超の直球と魔球のよ
うなシンカーを操る主戦が
いました… その山田のコア
マニアの阪急ファンでした。

画像に頼りたくないと言い
ながらも掲載したいもの…
息子夫婦 (由伸完封の第一
戦を京セラドームで観戦)
も熱烈なオリックスファン
ですが… 息子に貰った復刻
版のブレーブスTシャツと
幾度(行く旅)もの引っ越し
にも負けずに燦然とあり続
ける山田久志サインと二本。


ヤクルトスワローズは強い
し村上春樹さんも応援して
いる好チームですが… 日本
シリーズでの勝利を祈って
います… 阪急ファンなので
バファローズと呼ぶのは今
でも躊躇いがありますが…
日本一になってオリックス
バファローズと晴れて呼ぶ
… その日が来ますように…
サブマリンのように続けて
きたオリファンからの祈り。


【サブマリン浮上せよオリオンに祈る】


サブマリン(潜水艦)…下手投げ投手の比喩。

オリオンは中央の三ツ星を含む星座で三冬
の季語…画像は2021年リーグ優勝の後日影。


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JR福知山線 脱線事故
2005年4月25日am9:18

駅名としては塚口‐尼崎間で宝塚発
同志社前行き快速電車(7両編成)が
カーブを曲がり切れずに脱線して
線路脇マンションに激突しました。

107名のかたが亡くなり
493名のかたが重軽傷を
(神戸新聞)負った日から
16年です(毎日新聞及び
wikipediaでは562名…)。

事故現場 尼崎市のある兵庫県にも
am0:00緊急事態宣言発出の日です。


今年もNP授業の中でこの事故のことと
事故で重傷を負った学友TTくんのことを
語りたかったのですが生憎(あいにく)の
休日で… 今年も追悼慰霊式は無しの報道
を視聴しています…この日付を忘れない。

当時高知市内のアパートに引っ越した春
昼からの予備校仕事前 ぼんやりとTV画面
を眺めていた「るろうにヒロシン」(自称)
共通の友人から連絡が入り…Tの名前が
出ているからすぐに病院にいってくる…。

…この後の話は何度か当ブログで記した
ことがあります…まったく何も出来ずに
数年後…更に引っ越し先の岡山県倉敷市
児島の海のみえる「児島図書館」で雇用
保険を貰いながら時間給仕事を兼務して
…よく通っていた閲覧室で見つけました。


『あの日を忘れない JR福知山線脱線事故』
事故に遭った方がたやご家族の手記集でした。

その中にTTくんの文章は或る静謐(せいひつ)
の中に収録されていたのです…涙が止まらな
かったのを鮮明に覚えています…今もそうで
すが…この手記には被害者やご家族29名分の
…いいえ亡くなったかたがたやご遺族の思い
の分も加えて…それ以上の普遍的な悲しみや
愛情や鎮魂や感謝という思いの丈があります。


その後又引っ越して大阪の仕事先に赴任して
長いブランクの後に再会して…本をお借りし
コピーも貰って…以後は毎年のようにNPの
授業やHRの教材にして…いつの間にか十年。


TTくんご夫妻は…今朝もきっと慰霊の思いを
式典がないゆえに より強くして迎えています
…そういう人なのです…手記にもありますが
「生かされていることへの感謝」を忘れない
…その気持ちの欠片でも戴いてNPも一日を
過ごしたいと思っています…今年度は色々な
こともあって現時点では語ることが出来ない
でいる…これも緊急事態宣言の余波なのかも
知れないと感じています…心の殺伐とする中
せめて例年通り(!)に発信させて戴きます…。


彼は同窓の文学部で心理学を専攻しています
…その後PTSD(心的外傷後ストレス障害)
という言葉もある意味で一般的になっていて
…お約束の恒例のようなニュースの扱いかた
に…それもこれも抱えて生きる彼の強さに…
教えてもらうことは沢山あるのです…今春も
… 警鐘発令の宛先はわたくし自身なのです。


【列車事故風化させずに暮れの春】
(『蒼穹』春の部)


【いつのまに恒例なんて傲慢を
  わたくしたちはしているのだろう】


【霜やんで緊急事態われにあり】*


*本日25日~29日は七十二候で
「霜止出苗」(しもやんでなえいづ)
…温暖になって霜はなく、苗が青葉
を出す頃(「歳時記カレンダー」)。


発行年月:2007.4
出版社: 神戸新聞総合出版センター
JR福知山線脱線事故 2005年4月25日の記憶 あの日を忘れない


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