NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 動物

モコ

JR摂津本山駅南側すぐ線路沿い
白提灯が目印で地下への石階段
熱狂的阪神ファンが集う居酒屋
でもなく… ただ阪神タイガース
関連のインアウト仕様は印象的。

阪神が勝った翌日はワンドリンク無料。

2023年シーズンは大変賑わったようだ
が… 中継画面を観ながらの喧騒は嫌い
なのであまり行かずに… オリックスの
次に阪神応援しているみたいな関西系
あ〜いるよね〜ファンだからね… アレ
さわぎが鎮静化してから又行くように
なった… いつものキープ芋焼酎茜霧島。
(春夏秋はソーダ割り、冬はお湯割り)


毎度同じほぼ決まったオーダー
値上がりしたけれど高くは無い
… いつの間にかマイ箸もキープ。

ゆば豆腐
刺身盛り合わせ
(春夏秋はブタニラもやし、冬おでん)


カウンター左隅がいつもの席だが アレ
のせいで、やたら客層が広がり、本年
仕舞い日は、たまたまテーブル席に…。

先日、モコデビューの元古教え子さん
と行った時と同じ、サイン色紙の下…。


「よいお年を」おかみさん
「また優勝したいね(オリックス)」NP


【阪神ファンでもある前にオリファンの
   由伸が去る歳の瀬寂し】


【年の暮れアレは頑張れフランス語】


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ひつじを巡る冒険の旅を
俳句でも続けている作者。

「0号」(残部僅少)での掲載八連句タイトルは
「爽夏」だったので(句会「第一席」句含む)
タイトルの巧みも連句には肝心と感心します。

風趣は……ぜひともご購読ください。
前出の画伯が、バーボンの銘柄を訊いていました。

ひつじ子女史が、リアル句会をお望みの訳は、
バーボン句も含めて八句、味わって戴ければ得心。


《ひつじ子クイズ》
1 「爽(さわ)やか」は本来いつの季語?
2 「秋思(しゅうし)」の対になる春の季語は?
3 『羊をめぐる冒険』の作者と三部作の先行二冊は?
4   3の作品で「ひつじ子」の対のようなキャラ名は?
5  ソシュール(スイス)ヨーロッパ言語学に対する
 構造主義言語学(アメリカ)に於いては
 音韻・形態・統語の三段階発展を設定している。
 では、ひつじの音韻(英語)で、和語の掛詞・縁語
 にあたる単語とは何か?
6  5に関連して、眠れない時の数え言葉とは?

7  一万年前の羊と今の羊、大きな違いとは?
8  毛織物の需要は争いの因果になる、なぜ?
9  羊毛繊維の二重構造による縮れのカタカナ語は?
10羊の飼育のスーパーサスティナビリティ(ss)とは?

おまけクイズ俳句

【フェルトとは?羊飼いに訊きたい冬】


〔即時対応型の執事の答え〕
1  三秋 (初秋・仲秋・晩秋)
2  春愁 (しゅんしゅう・はるうれい)
3  村上春樹 
 『風の歌を聴け』『1973年のピンホール』
4  羊男 
5  sleep 
6  「ひつじが一匹、ひつじが二匹、ひつじが……」

7.8.9.10と「おまけクイズ俳句」の答えは…

ぜひとも『NP第1号』をご購読賜り、
掲載作品「羊の話」のなかにお探しください。

これが「ひつじを巡る冒険」なのです、ホント。


【歳の瀬の誕生日は、だから嫌い】


俳句クイズ :
三日過ぎました、声を掛けてくださったのは何人?

〔同上執事の答え〕

ひとり
(ええ、孤独のグルメしましたよ、やさぐれて(^^))


フェルト作家さんの、羊に纏わる
ナビゲーション・エッセイです。

この季節ならではの読後感で
心がマフラーを巻いたように
あたたまります… ウーリー。🐏

神戸御影中町にある南天荘画廊での
個展「あそびの時間」は今年で何と
二十年め20回目だったとお聞きして
… 他の場所やお店でのご出品併せて
その創作意欲の旺盛に心から拍手を。👏

ではでは、羊等に纏わる、どんな品々を
作成されているのでしょうか? そして
今号のエッセイでは、どんなお話を展開
されているのでしょうか?是非ご一読を。


【歳の瀬に羊をめぐる冒険の旅】


三谷恵子さんは俳人でもあります。

俳号は? 今号の俳句コーナーで
お確かめください、いかにもです。





「猫の墓」は夏目漱石の連載短編集『永日小品』に
収録されています… 『吾輩は猫である』の主人公(?)
の猫である…と言われて(誰に?多分息子の伸六かな)
いますが…ほぼ実話であろうと思われる随想風の逸品

逸品というのは…出口汪氏の『論理エンジン』で克明
かつ有効に活用されているように…国語教材としても
価値と実用性がある…情感溢れながら且つ感情抑制の
よく効いた文章なのです…今朝読み直してあらためて


2022.2.22に因んで
『文豪たちが書いた「猫」の名作短編集』(彩図社)
を一日かけてゆっくり読みます…学年末考査2日目


「猫の墓」は確か定期考査の主要範囲に入れて現在
大学四回〜ニ回生辺りの学年で上記エンジンでやり
…彼ら彼女たちが中2の時でした…KB先生と組んで


文庫カバーは過日神戸文学館で先着で貰った逸品
(「文豪とアルケミスト」…四人の名分かりますか)
一番手前の漱石以外はクイズにします…一人難問…

今朝のクラシック倶楽部はモーツァルトのピアノ
ソナタk457とムソルグスキー「展覧会の絵」です
…ゲアハルト・オピッツのピアノリサイタルから

後者1874 年の作曲…金之助(漱石)が7才 明治7年…
養父母塩原昌之助夫婦の不和で実家に戻された頃
…それから35年後に「永日小品」は朝日新聞連載


【小品を食らひをるなり漱石忌】
(『蒼穹』冬の部)
この小品は「猫の墓」イメージなのです 忌日で…
漱石は「月命日」を命日と呼んで猫供養をします
…それがこの短編の末尾です…又いつか教材にと…

(そう言えば『こころ』の先生も月命日参りをし…
一月に召されたわたさんの月命日は14日です🐰)


にゃんにゃんにゃにゃにゃんにゃんの日
すてきにゃいちにちでありにゃすように

…しかし太宰の「ねこ」は強烈な寸編😺
谷崎も「ねこ」を犬で締めるのは愉快🐶
やはり対比って凄いですね… 漱石が先鞭
ですが猫の墓は季語ならず猫の恋は初春


【巡りくるくる思い出は猫の恋】


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一昨日 1月14日は干支(かんし)では
丁卯(ひのとう)という… 烈しい火と
穏やかな兎の組み合わせの日でした

粉雪も舞う白く寒い夕(ゆうべ)に…
まっしろなわたのようなジャージー
ウーリー種で「わた」と命名された
十四歳のミニうさぎが召されました

人なら百歳を越える長寿だから覚悟
してはいました… 当初娘が名付けた
フルネームは「わたあめ」でしたが
上の名前だけで呼ばれ愛されました

彼女は娘と共にいろんなところに旅
をしました… 倉敷に始まり大阪大東
から箕面また大東… 車に乗って徳島
高知にも遊びに行きました… 他にも
内緒でどこかに… そして神戸東灘が
昇天の地となりました…4にご縁あり
「令和4年1月14日の干支で4番目の
卯の日は14年の節目」なのでした


結婚して家を出るときに娘はわたを
残してゆきましたが… 今でもご主人
… よく世話をしに通ってくれました
… 掃除や爪切りやペレット牧草補充

撫でられるのを好みましたが… 所謂
(いわゆる)抱っこされるのは なぜか
嫌がりました… が人なつこい優しい
おとなしい「優等生うさぎ」でした
… 最期は白いバスタオルにくるんで
あげましたが… とても軽くて軽くて

わたあめ

ありがとう…さよなら


【粉雪のわたの白さに召されゆく】





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