NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 村上春樹

阪急六甲駅から南側を東ヘ徒歩10分。
  
二階まで石段をのぼり扉をあける
… 整然として静謐な異空間がある。🚪

TAOCA珈琲豆で月ごとのブレンド
タオカは淹れ方の伝授もあるので
此処のコーヒーは本当に美味しい。☕

村上春樹の本が多いけれど席には
他作家文庫本もブックエンド並び
一人でいつまでも読めるし半額で
買える… とても素敵な喫茶店だ。📚️


マスターは多分鉄道も好きなはず  
下方の理由でわたしはそれを推理 
している… 次回は訊いてみようか。🚃 

村上春樹『雨天炎天』はギリシャ 
トルコを巡るユーモラスな紀行文
1990年8月28日刊行の本をp43迄。


【冬の暮れカフェブックスにピアノソロ
    ギリシャの島へ旅をしてみる】



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ハルキ本を整理整頓してから…
別記事アップの「三丁目の夕日」
シリーズを読んだあと昭和ロマン漂う
KB先生ご夫妻と三宮高架下の「じげん」。

先生の『風の歌を聴け』の一節を引用した
… 文章中の彼の呟きに「僕は一つしか嘘を
ついていない」とあるがその一つの嘘とは
何か、該当箇所を抜き出して示せ… という
作問は衝撃的で今でも覚えている、しかし
その謎は八年後の今もまだ解けていない…。


村上春樹は謎の回収には不向きの作家だ。


【謎解きは果たせないまま年の暮】



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店卸(たなおろし)…新年の親季語
棚卸しと書くと子季語のようです。

実に実に久しぶりのマイブログの
「村上春樹」カテゴリー記事です。


たくさん散逸していますが…まだまだ
これだけあることに感嘆…しかもまだ
第三弾くらい新しいものたちを温存。


やれやれ。


【おわかれは羊をめぐる冬の旅】



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同じ町内の国道2号線沿いに今春
「鰻の成瀬」がオープンしました。

たまたま昼食を食べ損ねた昼下がりに、
いつもの蕎麦屋にと思って歩いていて、
宮川大輔風の呼び込み店員さんに声を
掛けられて「渡りに鰻」と入りました。

画像は「梅」1600円
クラフトビールが700円

旨い!!!…かどうかはアゲインで「竹」と
地元の銘酒「福寿」を併せて味わって、
それからの判定になりそうですが… ?
「松」まで行くとメニュー種は尽きる。

ちなみに「松」は、うな重で2600円也。

村上春樹作品を読んでみたくなりました。
彼は漱石に負けず作中に「食話」を盛り
込むことで別の何かを隠喩的に表そうと
していたと思われ、次のように言います。

「小説を書く時はうなぎと話し合う」

食素材としての「うなぎ」のメタファと🥢
村上春樹… ふくよかな食感と香ばしさを
味わいながら、昼閉店時間の2時までの
約半時間に、宮川さんが感謝と共に如何
ですかと問うてくるので、「旨〜い」で
はなく落ち着いて「旨いですよ」と回答。


【旨いとしか言いようの無い春うなぎ】


うなぎは三夏の季語になっています。
土用丑の関連かと思われますが年中
出回っていて、成瀬も有名チェーン。


🥢[太田出版webマガジンより]
村上作品では、うなぎはとても大切な食べ物だ。
『ノルウェイの森』の緑とワタナベ君が、新宿で
ポルノ映画を観る前に食べたのはうなぎ、『海辺
のカフカ』のナカタさんの大好物もうなぎ、村上
自身もうなぎは大好物らしい。村上は過去の取材
で「小説を書くときは、僕と読者とうなぎの三者
協議が必要」との説を展開。ここで言う「うなぎ」
は村上作品に大事なエッセンスの比喩で、明確に
言葉にできないので、ここではぬるりとしていて
つかみどころがない「うなぎ」と表現したようだ。

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天神祭り近き古書店


この日は公休日で、都島に用事があり、更に地下鉄の
天神橋筋六丁目駅から「僕は歩いた」を只管に実践。
一万歩を越えると、トランス状態になり何歩でもOK。


『TVピープル』(一九九〇年一月二十五日第一刷)
『レキシントンの幽霊』(1996年11月30日第1刷)

大阪市北区天神橋三丁目
天牛書店で見つけました。

前者は300円で、
特に状態のよい後者は480円。

何だか切なくなり、買ってしまいました。
喜んでくださる愛好家に、差しあげたい。

一丁目の伊吹珈琲で、濃いブレンドとバタートースト。
このあとは、天満天神繁昌亭の夜席で菊丸師匠公演へ。

まさに1996年頃の教え子さん(中高一貫の男子校)夫妻
と、寄席と夕食をご一緒するのですが、あの頃はまだ
「レキシントンの幽霊」をすぐに国語教材化できずに、
2000年頃に、高知の帰国子女たちに説いた記憶あり。

幽霊が怖いのか、初めての世界が怖いのか、不思議で。


【ボストンの幽霊に正尚は勝つ】


〈追記〉
実際には、早めの待ち合わせで、夜席前に繁昌亭の
すぐ近く「天神寿司」で乾杯が叶いました… お二人
ともに医師で職場婚とのことで、テンダラーさん
(繁昌亭には珍しい漫才ゲスト)大ファンだそうです
が… 菊丸師匠推しのNPと異界にて、呵呵大笑い…。



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