NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 食(しょく)

1番人気のモンブラン
2番人気のイチゴショート

東灘区甲南町と言えば灘中学校高等学校のお膝元
そのテニスコート北東の国道2号線沿いケーキ店。

「職人気質の素敵なお店があるんですよ🍰」との
NP誌同人 小山悠太シェフ(同区住吉ア・テンポ)
のオススメを承けて久しぶりに本気のケーキ店へ。

フィナンシェとガレットも戴きこちらは手土産に
アールグレイの箱入も合わせて品揃えも上質豊富。

二度目の時にはお目当てのチョコタルトが売切れ
で又行きたい近場の「絆を結ぶ」という粋なお店
は開店一周年… いいパティスリーを見つけたのは
二十四節気「小満」の候で万物満ち足りてくる頃。



【小満のクレデリアンのケーキ掬う】



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広々一見狭いご贔屓

いちげんさんはお店が広過ぎて落ち着かず
ごひいきさんはカウンターにぎゅっと安堵

尼崎市塚口の蕎麦店「武蔵坊」で今夏初ざる蕎麦
東灘区田中の蕎麦屋「雲太」でいつもの割子蕎麦

出雲蕎麦にはざる蕎麦が無いので
ざる恋しい季節には彷徨でござる
されど出雲十割に優る蕎麦ありや。


【出雲十割蕎麦焼酎の蕎麦湯氷
   蕎麦三昧の極まれる夏】


『スピノザの診察室』を、じっくり
ゆっくり読んでいる、夏に相応しい。


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【数十年時の流れて竹の秋】🎍①

【筍の時の流れに棹さして】②

【やわらかに時流れゆく春甘藍】③

【大浅蜊潮と時に流されて】④

【縞鯵の鯛に見紛う時流れ】⑤


鮨割烹「山岡」さんで「時の流れ」を
箸にすくい旬(しゅん)を賞味して…
この春最高の「楽習と孤独のグルメ」。

🎍
①イネ科の植物である竹の花は数十年から
120年に一度咲く、「竹の秋」は春の季語。

②タケノコは初夏の季語だが旬は3月〜5月、
「流れに棹(さお)さす」は流れに乗ること。

③春キャベツの旬は3月〜5月、早期化の波
が押し寄せ、「時流れゆく」と「ゆく春」。

④三春の季語アサリは春4〜5 月と秋9〜10月
に二度の旬、潮は「うしお」とも読み朝の
海水の流れ、汐は同じく夕方の流れを表す。

⑤アジは三夏の季語だが、天然のシマアジ
は黄色の縞のある高級魚で初夏が旬、鯛の
食感に見まがう上品さに加えて旨味がある。


一年間の時の流れを一旦リセットしたい
… 「春宵一刻値千金」(蘇軾)七言絶句。

春 夜  <蘇東坡>
春宵一刻直千金
花有清香月有陰
歌管楼台声細細
鞦韆院落夜沈沈
しゅんや <そとうば=そしょく>
しゅんしょういっこくあたいせんきん
はなにせいこうありつきにかげあり
かかんろうだいこえさいさい
しゅうせんいんらくよるちんちん

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同じ町内の国道2号線沿いに今春
「鰻の成瀬」がオープンしました。

たまたま昼食を食べ損ねた昼下がりに、
いつもの蕎麦屋にと思って歩いていて、
宮川大輔風の呼び込み店員さんに声を
掛けられて「渡りに鰻」と入りました。

画像は「梅」1600円
クラフトビールが700円

旨い!!!…かどうかはアゲインで「竹」と
地元の銘酒「福寿」を併せて味わって、
それからの判定になりそうですが… ?
「松」まで行くとメニュー種は尽きる。

ちなみに「松」は、うな重で2600円也。

村上春樹作品を読んでみたくなりました。
彼は漱石に負けず作中に「食話」を盛り
込むことで別の何かを隠喩的に表そうと
していたと思われ、次のように言います。

「小説を書く時はうなぎと話し合う」

食素材としての「うなぎ」のメタファと🥢
村上春樹… ふくよかな食感と香ばしさを
味わいながら、昼閉店時間の2時までの
約半時間に、宮川さんが感謝と共に如何
ですかと問うてくるので、「旨〜い」で
はなく落ち着いて「旨いですよ」と回答。


【旨いとしか言いようの無い春うなぎ】


うなぎは三夏の季語になっています。
土用丑の関連かと思われますが年中
出回っていて、成瀬も有名チェーン。


🥢[太田出版webマガジンより]
村上作品では、うなぎはとても大切な食べ物だ。
『ノルウェイの森』の緑とワタナベ君が、新宿で
ポルノ映画を観る前に食べたのはうなぎ、『海辺
のカフカ』のナカタさんの大好物もうなぎ、村上
自身もうなぎは大好物らしい。村上は過去の取材
で「小説を書くときは、僕と読者とうなぎの三者
協議が必要」との説を展開。ここで言う「うなぎ」
は村上作品に大事なエッセンスの比喩で、明確に
言葉にできないので、ここではぬるりとしていて
つかみどころがない「うなぎ」と表現したようだ。

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『オッペンハイマー』のラストシーンには
実に実に感銘を受け、大袈裟ですが広島に
少しでも近づきたくて、残りすくない青春
(18切符)を行使して、姫路そして岡山へ。🚃

ミント神戸を出てすぐに三ノ宮駅東改札口
から新快速で姫路へ、いつもの手弁当持参
これを今日は姫路城を正面に見ながら更に
地ビールのしらさぎエールで、ひとり乾杯。

天気は花曇りで、世界遺産は今満開の桜に
包まれていました… 姫路駅に戻り、まねき 
の駅そばの後、普通列車を乗り継いで岡山
… 改札を出ず構内新幹線入口近くで又乾杯。

ままかりの押し寿司、かけ蕎麦、缶ビール
… この三点セット990円は何だか嬉し過ぎ、
帰りは久しぶりに新幹線「さくら」岡山の
次は新神戸、あっと言う間の帰路につく。🚄

脳内、バッハのカンタータが鳴り響く幸せ。


【青春の18切符桜満開】


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