NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: 風呂

いずれ初秋前(三か月後)に、
「秋冬仕様」へと当ブログは工事に入るのですが、
その時に最も記事数の多い「食」カテゴリーから、
「茶」を独立させて整理整頓する予定です。
DSC_1987
柏餅は「生協の漉し餡」、
小さめで丸くて食べやすい。
葉の香りもよろしいです。

伊藤園の「お~いお茶・春つみたて新茶(数量限定)」、
「新茶葉」も同時に出ていますが、
このボトルが美味しいですホント。


肝心の「なぜ柏餅?」・・・、
(関東に多く、関西は「粽(ちまき)」も…らしい)

柏の葉が掌を広げたようで、
神社で「柏手(かしわで)を打つ」ことに通じるからのようです。
他説ありますがシンプルに面白いです。

「ちまき」は「邪気祓い・厄祓い」を意味する中国の伝説風習に対し、
日本では「茅(ちがや)」を巻いたことから「ち(がや)まき」)だそうです。

それもこれも他説ありますが、
伝説では「巻き紐」を五行説の五原色(黒・青・赤・白・黄)にしていたようで、
これが日本では「鯉幟(こいのぼり)の五色」になったとか…。

・・・・・・・・・・・・

う~ん、
チラ見していたEテレ「NHK俳句」の本日兼題「雨蛙」は、
三席の「生きてゐて冷たい雨の雨蛙」が一番よかったなあ。🐸

「蛙」は俳句甲子園・地区大会の兼題の一つなんですよね・・・、
選手生徒たち、明日明後日で顧問に提出です。
「蛙・春眠・桜の実」それに地区大会・決勝に進んだ時の兼題で「蜜豆」。


それにしても、
第一週選者の宇多喜代子先生、
御高齢を感じさせない「お元気」ですね。
金子兜太(かねことうた)先生亡きあと、
戦中派の「気骨」「気概」をこれからも拝見させて下さいませ。






長すぎる
読みづらい
分かりにくい
手前ミソ

・・・そんな当ブログへの、
圧倒的な支持声援(無い無い💦感謝(^^)/)にお応えして、
葉菖蒲「ひと言」と「風呂」(あったんだカテゴリー)の、
画像のみでお送りします。

菖蒲は「尚武」「勝負」の掛詞だけではなく、
サトイモ科で「地に根をはる」「粘り強さ」に通じるのです。

DSC_1985
DSC_1986

①銭湯・松葉湯(当ブログ既出で6月19日は「よもぎ・どくだみ湯」でした。)
②定番・コーヒー牛乳(同上:阪急ブレーブス・山田久志の「17番」靴箱は譲れない。)

蓬生*は源氏の名残り風呂に入る
(NP)
DCIM0482_1














DCIM0481_1














*蓬生(よもぎう)・・・
「よもぎ」は原則的に「よもぎ摘む」季節で春の季語。
「蓬生」は源氏物語五十四帖(じょう)の巻名の一つで第15帖、源氏が面倒を見ることになる「末摘花」の荒廃した邸(やしき)に「生い茂る蓬」に因(ちな)んだネーミング。

かしわもち・ちまき・しょうぶ
(いずれも初夏の季語です。)

葉菖蒲はもちろん食べられませんが、
剣刃に似て葉先鋭く、
「尚武」(武道・武勇を重んじること)や「勝負」に通じることから、
邪気・厄災を祓うと言われています。
DCIM0147














DCIM0144













































DCIM0153 

















 

あ~びっくりした、
NPのPCで「あさゆ」って打つと、
何のためらいもなく、
「朝喩」って出るんですね。

おおおっっっ・・・ということで、
順に試してみたところ、
「昼喩、有喩、夜喩」・・・でした。
さすが、お利口さんのNPPC、
ただ、「夕喩」じゃないのね。

「良い湯」だけ、ちゃんと出ました。
「宵湯」・・・のつもりでした。

「夜中喩」も出ます。

だから・・・よほど「喩」文字を使ってるのね。

「見明喩」は、お利口さんもだいぶ困惑したようです。
「未明湯」・・・のつもりでした。(ムリムリm(__)m)


引き続き、「論理エンジン」の問題文章を読み続けています。

「大学入試必須編」が出るまでは、「エンジンの最高峰」であった・・・、
「上級編」(従来版)の“LEVEL・H1-STEP1・2・3”は「随筆問題」で、
高見順の「踏切と朝湯」がp4~p12に跨(またが)って問題化されています。

ものすごく面白い「対比」=NP的には「対等対比」=問題として解答解説が作られています。
この文章題・・・、
巻末の「出題一覧表」では「共通一次試験」となっています。
大学入試センター試験の前身となる試験ですね。

A⇔B
A’⇔B’

A⇒A’⇒A”
A’⇒A

という、「論理エンジン」の「根幹」とも言える
「対立の関係」
「イコールの関係」
が問われ、
「因果の関係」にまで踏み込めるような「良問」だと思われます。

「エンジン」は使ってみないとその出力や効能が分からないし、
ただ使っているだけでは「エンジンの錆び付き」になる「虞」(おそれ)があります。

「心」して使えば、一画加えて・・・、
「必」ず国語の原動力になって実力UPに繋がる、
こんなに痛快な参考書・書き込み型の問題集は、
他に無いですね、あらためて強く実感しています。


理解を暗喩的に深めて・・・、
「踏切」や「朝湯」の「隠然とした意味」を洞察すると・・・、

戦前から戦後への「踏切」、
それを枕にして、
日常から非日常への「朝湯」。

そんな風に思えてならないのです。

台風の朝、さっそく「体感」型学習に踏み切って、
実際の「朝湯」♨で、のんびりじっくり思考してみました。

高見順は、
室生犀星のように「贅沢沙汰(ぜいたくざた)ではない」とまでは、
なかなか言い切れない、
自身の「貧乏人根性」を自嘲気味に吐露(とろ)して、
随筆文の最後を締め括っています。

あれえ・・・(@_@;) 、
いつの間にか「主題」を、
つまり最終設問解答のヒントを、
言ってしまいました。

「換言力」ですね、今、さらに求められるのは。


“ 換言力は言ふも更なり ”


 

このページのトップヘ