NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ:詩・短歌・俳句 > 芭蕉と「奥の細道」

画像の補逸


芭蕉記念館では有料の資料を沢山入手しましたが
次に荒川都電や江東芭蕉記念館つまり月末の旅に
つながるモノも見出しました…自分への土産画像
左上のワンカップは帰りに寄り道した野崎駅近く
まるみやさんでの戴きモノ縁起酒…またND先生の
ご教示が必要な折にはこちらでお会いすることに。
 

【日米のアカデミー賞外れ春】


「ある男」も「エブエブ」も みていません…通の
ライター&エディター nissyによると「エブエブ
の受賞は新しい風が吹いた」とのこと… わたくし
みる目がないとはまさにこのことで… ご祝儀上映
あればと願っています…ND先生も大変な映画好き
ですがアカデミー賞の話題がほぼなかったので…
予想を外したようですね負けずぎらいのかたです
…「おくのほそ道」全行程を400CCバイクで回る
青春25歳の旅をしたそうで…いやあ語る語る語る。


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耐寒型の熱帯植物


芭蕉は初秋の季語
芭蕉の花は晩夏の季語
実芭蕉はバナナのことで三夏の季語


大垣に二度めの青春18日帰り旅を敢行しています。

芭蕉は「おくの細道」の旅で結びの地としました
が… 深川・千住出立の時から「大垣」は決まって
いたようです… 45歳の翁にとって三度めの大垣で

「蛤(はまぐり)のふたみに分かれ行く秋ぞ」

の結び句もひょっとすると既にイメージの中では

「行く春や鳥啼き魚の目は泪(なみだ)」

という矢立(旅立ち)句に呼応させるかのように…。


標題句はNP自身の想いを掛けた「あざとい」句
です…本日は大垣だけで10000歩以上歩きました
…もちろん目当ては芭蕉記念館なのですが水路に
気をとられていて迷翁(迷子)になってしまって…
帰り際に駅前の手打ち「さらしな」でかけ蕎麦
のみを搔き込みました…つゆの色ほどくどく無い。


帰路ついでに回り道で大阪-京橋-野崎に寄ります
…「おくの細道」専門家/研究者のND先生に会い
様々な(ありゃまた総理か)泰斗(たいと)の金言を
戴くことにしているのです… KB先生は転居して
しまい次第に縁遠くなりそうな大東や四條畷に
…すっかり陽気の春宵がとても楽しみなのです。


往復と回り道の車中では…次の次を考えながら
ステーション4月号と…やはり大江健三郎一冊
芭蕉のレアな参考資料&文献は沢山ゲットし…
これは帰神後にゆっくりゆっくり味わいます。


【桜さく春樹ライブラリー予約】


三月末は出立の深川へ
八月末は結びの大垣へ  


謎解き「おくの細道」ミステリーツアー…
ええ「出だし」も「締め」も決めています。

 
それにしても…みごとなまでの春日和です☀



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芭蕉の到達したふたつの至高の境地


不易流行

かるみ



かわりゆくことの普遍性

重み深みあってこそ軽み


共にきわめて逆説的なことばですが

おくの細道にその偉業(異形)を辿り

「逆廻り山頭火」ではないのですが

大垣から現地探訪を始めます… 冬に


そのお伴の一冊でおくの細道全文が

ふりがなつきで見やすく掲載された

100分de名著シリーズ長谷川櫂解説



「駒にたすけられて大垣の庄」入り

これをJR東海道本線の新快速の助け

で再現してみようと青春18切符出番


【数え日にかるみの似合う人となり】


数え日は暮れ・新年の季語なのです

が… 人となりは「人と成り」なのか

「人と為り」の人柄なのか… いやあ

「ひらがなのかるみあり」ですねえ

「おくのほそみち」のみちにひかれ


【かるみあるふゆのおおがきおくのおく】



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わたる人生おくの細道


「おくの細道」の「リーディング」
止まりません…reading.leading.です

芭蕉の旅は初夏〜仲秋の約150日間
なので今は真逆の季節にあたります

しかし、じわじわと読みを重ねては
やがて、満を持して東路へと参らん

住まいのある神戸から大垣迄は近く
新快速利用で約二時間半で行けます

おくの細道の結びの地である大垣へ 
青春18切符でまずは見参をと目論見


長谷川櫂さんの新書は15年前刊三刷
[全発句]一覧の折り畳み付録あり

おくの細道全体で芭蕉句自体は丁度
五十句で曾良が11句で以外者が2句

発句一覧の裏表が全行程地図ですが
徒歩(かち)の始点千住から終点大垣
「其処までと其処から」は舟ですね

まず惹かれるのは舟着き場(渡し場)
なのです…「土佐日記」で言えば津
(港)… 川は広い意味では「水素材」。


【川を渉(わた)るように われ歳の瀬に生まれ】


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アルゼンチンが前半を2-0で折り返しました。

Abemaの本田さんの解説でクロアチアをにわか
応援していましたが…画像がかなり遅いのです。

はい、松木さん解説のテレ朝も付けているので
わかりますね…でも「ダメにな~りそうな時、
それが一番大事~♪」というTVCMに促されて…
後半もTVにして聴きながらPC画面で当ブログを
更新することにします… しかし「モドリッチの
戻りが早い、はやくモドリッチ」とかNP駄洒落
よりもひどくないですかTV全国ネット公共放送。


『おくの細道』の前半終了は、やはり平泉です
… ここから芭蕉と曾良は折り返しますが芭蕉が
「夏草や兵(つはもの)どもが夢のあと」の句を
詠み、涙を流したことでも知られていますね…。


先日、ようやく面会がゆるされて故郷福井県の
越前市に帰省をしてきたのですが… 旅のお供は
東南アジア・インドの旅篇も読んだことのある
下川裕治さんの『「おくの細道」をたどる旅』。

サンダーバード車中で「どこまで読んだっけ?」
標題はというと… 実は「おくの細道」と芭蕉に
関するジャンク本を出版したくなり草稿らしき
ものを認(したた)め… 自家製試作版として冊子
作りをしてみたものの…それはまだ言うなれば
行程の前半に過ぎないことがわかってきたので
研究考察を重ねることにしているのです… ただ
こうも思います…「識(し)れば識るほどに細道」
書けなくなるのです… アルゼンチンの圧倒的な
攻撃力の前に圧倒されるクロアチアみたいで…。


もう後半も20分を過ぎ… 見えない佐渡ヶ島を
出雲崎で見ようとしているようなそんな感じ…
いずれ徒歩と路線バスで行ってみたい…それは
遊行柳、高館、出雲崎、この三点は必ずやと…。

あ~三点目が入ってしまった~決勝は見えない。


【見えないものを見ようとして義士祭の朝】


12月14日は赤穂義士の討ち入りの日ですね
… 支離滅裂な「天体観測」までイメージします
見えなかったはずなのに荒海や佐渡に の句を…。


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