NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ:詩・短歌・俳句 > 短歌と和歌と狂歌

鬼の貫之読み続けている


上島鬼貫の鬼貫という俳号は
俳諧師として諧謔の鬼となり
平安の歌人紀貫之への傾倒を
示す⋯言わば二刀流宣言です。

発句の五七五
それに
脇句七七を付けた和歌の形。


伊丹の酒造業の生まれ(三男)
幼少より俳諧に馴染み談林派の
俳諧師となり更には医学を志し
大坂に出たり武士として郡山藩
に出仕したりとマルチな才人⋯。


⋯なんてことを学習しながら
昨日来東灘図書館の閲覧席⋯
開館10時の5分前で自習番号
1番がとれましたコンセント
使用できますから奎の原稿と
句稿をスマホ画面で仕上げ⋯。


【三昧の骨埋むるも寒蝉の
  鳴くを己のこととこそ知れ】


【してあげるではなくさせていただくを
  師のつく仕事の天命と為す】


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浅野内匠頭長矩の吉良への殿中刃傷もそう
  
実方による藤原行成への宮中打ち捨て冠も

前者は即日切腹で後者はみちのくへの左遷。


連想で思いついて個別指導の仕事合い間に

『新日本古典文学大系28 平安私家集』の

「実方集」を読んでいる… 歌の前書き即ち

「詞書」(ことばがき)がとても詳細な為

和歌一首に入る前にイメージが湧き過ぎて

肝心の歌で息切れしてしまう… 厄介な歌人。


特に「女」「花」絡みが多くて彼の誠実さ

か執拗さか情緒か好き者か…いずれにせよ

「陸奥守」(むつのかみ)拝命は転機かと。


とびきり気に入る一首を探してはいるが…

清少納言や定子や公任などのご登場あるも
 
いかんせん、この詞書きや、「返し」なる
 
やり取り(相聞)調に戸惑い見当たらず…。


【歌枕みにゆく冬は辛かろう】🌨️


🌨️「歌枕みてまゐれ」
一条天皇の宣旨代わりのはなむけ…
実は清涼殿狼藉への厳罰なのだが
実方は歌の名手の誉れ高くて複雑。
 

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わたしたち「誤解」してるんですね

いまは「真冬」(仲冬) なんですけど。
 

寒いのは…こうした発言と物言いを
ふつうにされている感覚の凄まじさ。


【すさまじきもの目くじらを立てるなと
          言い返される批判の軽さ】
(宏川)


軽いのは政治家でもメディアでもなくて
わたしたち自身なのだと…つくづく寒い。


【冬の季語マスクはずっとそこにある
   インフルエンザも風邪と共に去らず】

【ぴえんの画描けるようになり板書
   笑い声聞き危機は魔女なり】
(同)


そうなんですよね~ぴえんの画かなり巧いんですよ。(^o^)丿

他キャラでは…びえん(鼻炎)・いえん(胃炎/言えん)や…
みえん(見えん)・にえん(煮えん)・きけん(危険/聞けん)
ちえん(遅延)・ひえん(飛燕/冷えん)…全てNPオリジナル
で描けるようになりましたよ…ええ 何事もガクシュウ。(>_<)


五人以上の会食にも
真冬並みの寒さにも
「ぴえん」ですよね。

ぴえんは宅急便のキキ並みに魔女かも…と本気で思っています。

【追記】
発信元?のJKによると「ぴえんこえてぱおん」という
ネット記事もあり…さらにぴえんな「2020新語大賞」。



(日経XTECHより☟)

「ぴえん」に使われるiOSの絵文字




2021年の雑節の「節分」が…
37年ぶりに2月3日ではなくて
2月2日だというのはご存知…。

そうですよね…立春が2月3日。

豆撒きの鬼も間違えそうだと
いうのが標題の短歌… 否 狂歌。

「疫病退散」
(やくびょうたいさん)


今回ばかりは心から(心の中で)
思いっきり儺(おにやらい) を
したい(掃除が大変なので😅)。


因みに2022年からはまた…
節分は2月3日に戻りますね。


下方に国立天文台ホームページ
説明を援用させてもらいました
もう少しだけ分かりやすくして
いただけないかなあと思います。
(実際には図があるのですが……)


【節分に天文学者とチコちゃんの
         どちらがうまく豆撒くのだろう】
(宏川)


【節分こそコロナ収まる頃ならめ】
(同)


[国立天文台ホームページより]
節分
豆まきなどの行事でおなじみの節分,節分はいつかと聞かれたら2月3日と答える人も多いだろう.しかし,この日付は固定ではなく,令和3年(2021)には2月2日となる.3日でなくなるのは昭和59年(1984)2月4日以来37年ぶり,2日になるのは明治30年(1897)2月2日以来124年ぶりのことである.どうしてこのようになるのか,簡単にまとめておこう.
節分は季節を分けるという意味の雑節で,本来は各季節の始まりである立春・立夏・立秋・立冬の前日それぞれを指すはずだが,そのうち立春の前日だけが残ったものとされている.つまり,立春が定まれば節分もその前日として定まるわけだ.

立春
では立春はというと,春分や秋分と同じく二十四節気の1つであるから,2012年のトピックスで説明した秋分と同じ理屈で同じように変動する.すなわち,1年ごとでは太陽年 365.2422日と1年 365日の差~約6時間ずつ遅くなる一方,うるう年には4年前より少し早くなる,というパターンだ .

こうして,しばらく2月4日の中に納まっていた立春の日が令和3年には2月3日へ移り,その前日たる節分も連動して2月2日へ移ったという次第.
 

それならこうはならないものを

・・・という現代歌人の短歌一首(松村正直)が
今日の神戸新聞朝刊「正平調」に紹介されて…
ほんとうに同感の思い強い朝です…直前には…
「言論を一色に染め上げ、戦意をあおった
メディアの責任もまた問われ続けよう」・・・。


わたしたちはメディアの非をよく口にしますが
ほんとうにメディアの責任なのでしょうか?…
コロナ報道もそうですが・・・それらを実の所
期待して自ら鼓舞して煽っている我々自身の非
そして責任ではないのでしょうか?・・・自戒。


【我々と言はれたくなし開戦日】


真珠湾攻撃(太平洋戦争の開戦の日)から
79年となりました…神戸新聞の第一面の
トップ記事は『真珠湾戦死「死後の選別」』
その左下方に上記「正平調」はあります…
神戸新聞と正平調に静かに穏やかに拍手…。

「開戦の日」は仲冬の季語です。


【開戦日語る暗いと言われても】





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