NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ:詩・短歌・俳句 > 短歌と和歌と狂歌

キミの頑張り知っているから
(NP宏)


教育に携わる者として
それ以前にヒトとして、
ついつい「頑張れ」や
「頑張ってください」
と ある意味曖昧なまま、
声がけしてしまうこと
実はよくあることです。

それはわかっていても、
「頑張りましょう」や
「頑張ろう」ならいい
などと思い込んでいて、
やっぱり言ってしまう。


「もう言わんといて❕頑張ってんねんから」
そばにいてるよ応援すんねん
(NP宏)


この気持ち関西弁
で察してみました。

そんなことを考える
機会があって数日来、
薄っぺらな声がけは
やめようと標題短歌
になりました俳句に
するには難しい感情。


そんなことはありませんか?


【追句】
激励の虚空漂ふ寒の候


DSC_5111標題は短歌になっています

まったく恣意的にではなく
そうなっているのです驚嘆

小山実稚恵さんとは又全く
異なる調べを奏でてくれる
そんな弾き方が分かるほど
鑑賞耳が肥えているのでは
ありませんが聴いています

12月は三年前に父が急逝し
終業式に忌引きをとらせて
いただいた26日命日があり
大谷祖廟の法要に行かせて
いただこうと考えています

コンチェルトなどとは無縁
ただ花々や庭木を丹精する
のが好きだった父なのです
五十五歳時には仕事一切を
退いていたと没後に母から
聴かされて目を見張った事

ラフマニノフコンチェルト
第3番を朔風(さくふう:
北風・冬風)の中に聴くと
亡き父の厳しく優しかった
眼差し面立ちを想い出す朝

ゆうせんのおこぼれ・・・はてな
いったいなんのことやらかしてる

昨日の記事中に「謎の文言」あり
自分でも一所懸命に頭を捻っては
思考を巡らせていますが一体全体

言葉の響き自体は悪くないですね


いっそ
短歌に
雅号は
ひれし

狂歌か

狂歌を
作るは
今日か


夕刻からの野外コンサートで
初めて反田恭平さんのピアノ
それも万葉の飛火野で聴ける
ハイテンションになって自爆


【「有線のお零れ」三部作…NPひれし】

街で有線のお零れ聴いてゐる
 落剝のヒトは有りや無しや

有線のお零れたるか黄昏に
 中也の詩曲ややーんゆよん

秋風の石鹸箱にはならずとも
 吹かれ飛ぶよな有線のお零れ



それにしても・・・謎・・・




古里かくも清らなりけり
(NP宏、以下同じ)

朝八時前のホテルのテレビには
    速報のみの異状続けり

六月の道央浮かぶ脳裡には
    余りの異景に言葉失ふ

空の青雲の白にも染まらぬを
    二重の意味の異邦人てふ


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・・・そして、
安納芋どら焼きを食べていたりしますね。

(意趣を更えると)

文月の立待月を座り見て 
  心に宿る窓辺の妖精
(NP宏)


そんな夜もいいものです。
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