NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ:詩・短歌・俳句 > 俳句と川柳

金子敦氏は
文科省の検定教科書に掲載句を持つ
とても著名な俳人のかたなのですが
わたくしNPは金子さんの第五句集
『音符』に強烈に惹かれてその句群
の「音楽素材」特に「楽器素材」の
絶妙さをマイブログに記すことから
敦さんとのメールや賀状等での交流
をお赦し戴いたように覚えています。

今回は標題の新刊を果報にも頂戴し
あらためて、私より少し若くて「僕」
の主格でご自身を語る「あっちゃん」
(ホトトギスの玉手のり子氏に倣う)
の持つ人間力&句力!に厚かましく
も前にも増して惹かれているのです。

上記の「素材性」に因んで述べると
あっちゃん(・・;)の第六句集である
『シーグラス』の「色素材・光素材」
は見事で美言な使い方なのでしたが
今回は…ふふふふ分別解析中なのです。

というかー(軽い^^;)そんな簡単に
あっちゃんの真髄に迫れるはずない
ですよ… まずは恒例のドッグイヤー
(端折り)を丁寧にして一つの仮想
観点から初読再読させて戴きました。


句集名に秘められた、あっちゃんの
真意(大袈裟💦)とは何か…新たな
素材性の妙を見出した(つもりの)
NP恣意的解説… 次回はご本人の許諾
を戴ければ大好きな句と共に語って
みたいのですが、まだまだポケット
の底から出てきたばかりですからね。

一句だけご紹介してまた後日続編を。


《恋猫の声のときどき丸くなる》
(金子敦『ポケットの底』2023年)


【恋猫の句にもドッグイヤーの句集】


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大阪桐蔭高等学校文芸部へコーチングに
本気の生徒さん達と顧問女史とで2時間
あっと言う間の実戦形式これが「楽習」。

新高1生中心でオーストラリア語学研修
土産や鎌倉の鳩サブレー本店土産なども
戴いて… 持参「御座候」の紅白を頬張り
2025年地方予選兼題「春の星」「遠足」
「躑躅」決定戦兼題「寄居虫(ヤドカリ)」
とディベート戦まで自分達でやれている
ではないか… 昨年あと1ポイントの無念
に泣いた時の部長も京都女子大 学生寮
から駆けつけてくれて…高3男子先輩も
受験勉強の間隙を縫って練習応援に来て
くれて… ひょっとするとひょっとするよ。


【兼題はキミたちのこと春の星】


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芦屋浜近くにある虚子記念文学館の
監事でいらっしゃるホトトギス俳人
玉手のり子さんから南天荘画廊での 
チャリティー企画展「白の会」会場
に届けていただきました… 耽読中。👀


連句の合間に豊潤に鏤められた
相当量の文章群が句と相俟って
初刊から丁度44年後の今に心を
打つのです… 巨星墜ちて3年後。

こころより御礼感謝を申しあげます…
迂闊に鑑賞感想を記せずあらためて…。


御句の前にとてもNP句は認められず…。


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新型青春18切符(新型コロナみたい)の
初使用(発症ではない)を記念(祈念…)
して久しぶりに「鉄道カテゴリー」記事
を連投している… 二日目は芦屋から京都。

新快速で45分1100円…これが阪急電車は
特急乗り継ぎで岡本から京都河原町なら
65分540円… 速さ楽さでJR 安さで阪急…
京阪は路線が全く異なるので比較しない。

この三日間は青春18一人乗り放題10000円
… それは既報通りなのだが昨日は結局の所
芦屋(摂津本山)〜石山の往復で2680円…
これでは元が採れるかどうか非常に危うい
… まるでコロナワクチンである(失礼…)。


気を取り直して… 今日は標題句のように
二十四節気の「小寒」であるから… 晴天
ではあるものの京都はいわゆる底冷えで
(実は最早そうでもない… 地球温暖化と
JR列車運転士の技術レベル問題畏るべし)
世界遺産の東寺までゆっくり歩き凛然と。


その世界遺産エリアに俳句甲子園全国大会
連続出場記録を持つ洛南中学高校がある…。


小寒を選んでか本日は関西俳句バトル2025
でわたしは御縁のある大阪桐蔭や灘を応援 
に(というか物見遊山に)馳せ参じるのだ。

東寺への徒歩(かち)参り…伏見稲荷旅籠社
のあたりで灘の顧問先生と…先に新年ご挨拶。


着いた〜な、な、なんと元教え子さん女子の
二人(受験生だが既に合格確保)がスタッフ
として甲斐甲斐しく働いているではないか…。👀


感無量… わたしのなかの桐蔭遺産なのである。


【ほんたうの青春十八逢へて初春(はる)】


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俳句甲子園

全国高校生俳句選手権大会のお土産が
灘高等学校の文芸同好会顧問先生から
ラストマイルの手によって届きました。

丁重な一筆箋が添えられ
こちらこそ応援で元気を
戴いたことと併せて感謝。

高三の夏最後まで頑張り抜いた部員さんに
あらためて拍手と今後の受験ロードに向け
こころからのエール📣を送ります。👏


勤務校のひとつでは小論文指導だけを連日
時間を忘れ勤めていて、そのご褒美なのか
もうひとつの論国授業を担当している高校
で受験小論文の指導機会を得ることになり
喜んでいる、気づけば二十四節気の「白露」。


【エアコンの白露にカスタードと紅茶】


有機ダージリンに合わせ想い出も円やかに。

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