NPブログ - Leitmotiv ~言葉・論理・主題連鎖への旅~

カテゴリ:詩・短歌・俳句 > 俳句と川柳

秋土用に入って三日目です。(^^;

11月6日(金)「立冬の前日」〆切
「(秋の)土用期間」公募受付です。


第九回は「ゆるゆる新俳句」【兼題なし】
秋・冬の句と自由題の二部制とします。
\(^o^)/

上記期間に当ブログのコメント欄に
ご投稿(投句)ください…非公開拝受
投句数にはまったく制限ありません。 (^^♪


【自由題の部】については完全自由
無季・自由律も歓迎いたします。ヽ(^o^)丿



投句を伴うコメント(ネットアドレス記載は任意)
については句のみ一旦非公開としてコメント部分は
特に御希望なければ公開します。

初心俳句集団「NP組」
入会希望者をひろ~く
あらためて公募します。
代表(主宰)はNP(宏)。

第八回目公示2020年7月19日当ブログ記事に
最新の要項詳細が載っています…御参照の程。

ご投稿・投句を鶴首
お待ち申し上げます。
繰り返しのお伝え…
第九回「NP組」句会のネット投句〆切は11月6日です。

2020.10.22 
NP組 主宰 
NP(宏)


【幾層の秋の土用の雲の波】

1959年11月横浜市生まれで横浜市在住の
作者の第五句集で2017年5月の初刊です。

栞(しおり)を杉山久子さんが「新しい音楽」
という題名で書いていらっしゃって…句集
のタイトルに因んだものでしょうが音楽の
素材句を挙げられているのではありません…。


とても興味深く思えたので「音楽素材句」
数えてみました… おこがましくも比較です。

『音符』全350句中に33句
『蒼穹』全121句中に12句

比喩的に用いたものや脇役・端役も含めて。

確率的にはほぼ同じ頻度でした… 33句から
特に心に響いた新しい音楽の句を撰ぶと…
ある特徴に気付きました… さて何でしょう。


ハーモニカにあまたの窓や若葉風
漆黒の楽器ケースやさくら散る
ピアノ弾くごと指動く昼寝の子
シンバルの連打のやうな残暑かな
トランペットより薫風の生まれけり
ティンパニを叩けば風の光り出す
カスタネットまでたんぽぽの穂絮飛ぶ
天使像のラッパ上向き夏に入る
チェリストの深き一礼星月夜
葱提げてピアノ奏者の帰りけり

(金子敦 2012年~2016年)


そうです
音楽素材の中にほぼ3割の確率で
「楽器素材」が実景的に登場です。


印象的👀
大変バラエティー豊かと言えます
これだけの楽器を鏤(ちりば)めて
視聴覚と心に響かせてくれるのは。


NP句集は
ピアノ・クラリネット・チェロ…
まだまだですね…3割超バッターと
2割台半ば… そういう問題ではなく😅
もちろん内実に雲泥の差があります。


ところで
金子さんにフェルメールの句があります。

フェルメールの光を曳いてゆく螢
(2012年)


これはNP的には「絵画素材」の他に
「光素材」と「虫素材」を活かした
とても複合的な着想かと思われます。

【春来たりなば遠からじフェルメール】
(『蒼穹』春の部の二句目)


やはり実景・実体・実写を大切にして
楽器にも昆虫にも触れてゆきたいです。


【四季を越え電子ピアノの冬籠(ごも)り】

【山笑ふ迄にピアノの弾き語り】


これでも「知行合一」目指しています…😞💦
金子敦さんと楽器の話題が出来るくらい
になれたらいいな(あくまでも話題レベル)。

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悲憤
繰り言
笑えない
眠れぬ夜長

2020年度の
「ぶんかさい」
例年の11月3日に
外来者を入れずに
例年の高3不参加に
さらに高2不参加で
午前中のみ内部開催
オンラインスライド
ショー配信奨励という
本校文化祭の「かたち」

コロナ禍のいまだ懸念の
已む無きとは言え哀しい
… 文芸部は(文化部は何処
も同じ?)高2主体ですから
実質的に参加出来なくなり
当該学年の半数は早期引退へ
残りわずかの精鋭で一月京都の
「文学フリマ」を目指すことに
なりました… 幸いに残ってくれた
小説班の力も借りながら「俳句25」
という応募イベントにも臨んでいます。

「今年は何をやっても…」という実感こもる
他校の一所懸命型の先生の呟きを目の当たりに
メッセンジャーほんとうに同感で… 体育祭にして
も無観客で例年の門真ラクタブドーム開催でした
「やれただけまだまし…」なのかも知れませんね。

標題の川柳(!)は丑三つ時(午前2時半頃)に不意
に目覚めて… 神ならぬ鬼降臨の一句なのかも
「未明に何をつくっても…」俳句にならず。

俳句甲子園三校模擬戦(洛南・灘・本校)
を… 俳人の原和人・平石和美両先生と
更に仮屋賢一・甲斐千晶両先生と
本校の誇る桑原聡先生とに裁いて
いただいて… 実施したかった
それは儚い夢のまた夢で… 
来年は東京五輪同様に
ラスト・ソングかな
ワンチャンあるかも
今の生徒たちなら
そう言いますね。

さて、では、
どうする
なにを
する
君。


【災禍時に斬りすて御免文化祭】


早起きに切り替えます。


【菊花開く早馬駆けてゆく朝に】


七十二候の「菊花開く」
昨日からの五日間で…
二十四節気「寒露」の
次候にあたりますね…
10月25日が菊花賞です。

まだまだ秋酣(たけなわ)
と思っていましたが…
その前に10月20日(火)
は「(秋)土用の入り」(!)
… そうです「NP句会」
の兼題発表の日ですね
… ぜひぜひご出走の程。 🐎🐎🐎


おはようございます☀️😃❗️
よい一日でありますように (^^)/


・・・いづこにおはす・・・

昨日のNHK俳句第二日曜日は
対馬康子さんで兼題「十月」
司会の武井壮さんが体育会系
色を抑え穏やかで落ち着いた
進行をされるのでお気に入り。

短歌も俳句も番組作りはNHK
ならず大衆化するのは大賛成
なのですが… 時に必要以上に
どうして騒々しくやらないと
(明る過ぎる?) いけないのか
が大いに不思議です… 陰気な
のは真っ平御免なのですが…。(^^)


今回撰ばれた作品群ではなくて
「十月」の句を挙げてみます。(^^)/


《十月の木に猫がいる大阪は》
(坪内稔典)

《十月や詩を詠む空をひろくとり》
(小池康生)

《もてあましけり十月の冷奴》
(松尾隆信)

《十月の雨の匂いがして受胎》
(対馬康子)

《十月のプラネタリウム透きとほる》
(辻美奈子)


十月の句を140挙げてくださるサイト
(haiku-kigo-ichiran.net) あり参照です。


標題の句は不意に思い立ったのですが
自分に恩師と呼ばせていただくかたの
おゆるしはあるのだろうかと… 九年母
の松岡たけを先生は『蒼穹』に唯一の
「恩師句」を添削してくださいました。

【朝市の辛夷(こぶし)を恩師説かれけり】


はてさて…
「恩師」のいる小確幸(村上春樹)… 否
大確幸をゆるやかに思う十月なのです。


【十月に恩師ある幸ひを思ふ】


穏やかで落ち着いた十月でありますように。


偶々昨日の神戸新聞(朝刊第一面)に
(本日は休刊日) 十月の青空が載って
いました… 鸛(こうのとり)は無季語。

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さとうあやかさん

1985年兵庫県生まれで松山東高校に
在学時 俳句甲子園全国大会 最優秀句
賞を「夕立の一粒源氏物語」で受賞
早稲田大学文学部 俳句研究会を経て
卒業後に池田澄子先生に師事され…。

俳句甲子園関西オープン講師として
ちょうど六年前の春にお会いした時
名刺を戴いたことがあります… 若手
精鋭として既に名を馳せておられる
おもしろい・かっこいい・かわいい
(『天の川銀河発電所』分類による)
句作とお人柄とをお見受けしました。

ちょうど というのはその年の11月に
標題の第二句集を刊行されたのです。

すぐに梅田の紀伊国屋書店でゲット
親しいかたにも差し上げたりしては
NPの手元にも初版が一冊あります。📕

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花(植物・果物)素材に着目すると…
優に40句を越えるので…あえて定番
の桜(花)・梅・菊 さらに薔薇 紫陽花
も外して一期一会ならぬ一花一会に
して10句にしぼってみました… 凡て
いかにも「現代俳句」らしい秀句で
何と色鮮やかにして情緒豊かで清新
心にも目にも染みる句の並び柚子の
巻頭句の花の描写の確かさに瞠目…。




柚子の花君に目があり見開かれ
月を刺す銀杏から月までの距離
君になずな持たせマリンバうすく連打
罌粟の花弁のかたちの色が目にこもる
猫じやらしその辺の光の重さ
水仙の群のほぐれて向かうまで
さぼてんのまはりかたばみ少し咲く
たんぽぽを活けて一部屋だけの家
夏蜜柑のぼりきれば坂ぜんぶ見える
夏の林檎切られ冷たく三角で


【柚子玉を君に見せたくて手の平】

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