NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ:詩・短歌・俳句 > 俳句と川柳

5月6日(土曜日)に教室で作った句です。

今春からの赴任高校は、NPにとっては
新しくて古く新鮮で懐かしく慕わしい、
40年ぶり復帰の地になるのです、感慨。

特進クラスのなかでも特別な生徒たち、
高2生と高1生とを専門講師という職名
で、一般生徒が休みか部活かの土曜日
に、2時間ずつ国語特訓を担当します。

ただ月に二度ぐらいしかないので、標題
の日には連休明け前の谷間の授業でした。


高1生徒たちに俳句創作をしてもらって、
短冊に俳号で「夏の句」を沢山書写提出。

中間考査やNP都合が重なり漸く本日掲載
のご紹介表彰で、後日賞品を届ける予定。

「俳句手帖」という歳時記季語付き記入 
記録帳を考えていますが、期末考査後に。


では、優秀句の発表です。

「秀逸賞」を贈らせていただきます。


公園の線香花火すぐ落ちる
(歌舞伎)

わかれては何度もあえる夏祭り
(花束)

サンダルのペタンペタコン大合宿
(にわとり)

約束の恋がしたいよ夏祭り
(uknow)

アスファルトに落としてしまった氷菓子
(海)


おめでとうございます。
ルールと季語学習後のほぼ即興で、なかなかです。
厳しい実践演習の合間に楽しんでくれて、担当者
NPのロゴマークまで作ってくれたみなさんに拍手。


この高1生の土曜授業は、昨日(10日)が一学期最終。
レギュラー授業は担当していませんが、待望再見。
未知数ながら、無限の可能性を見出した一学期の、
最終授業で作ってくれた金色の折り鶴が教卓に…。


【入梅に金色の折り鶴よ飛べ】


6月11日(日)は陽暦の入梅で、似つかわしい曇天。

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【解禁の鮎まっすぐに焼かれたり】


《若鮎の二手になりて上りけり》
(正岡子規)


鮎は三夏の季語
香魚(こうぎょ)・年魚(ねんぎょ)とも言います。

若鮎・小鮎は晩春の季語
落鮎・錆鮎(寂鮎)は仲秋の季語になります。

この日の鮎の塩焼きは夏の香り
…甘酢で酢橘(すだち)と大葉添え。

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前回の因んだクイズQ:プラズマとは?
A:固体・液体・気体に次ぐ物質の第4
の状態で気体分子が陽イオンと電子に
分かれて運動している(wikipediaより)。

因まずクイズQ:パンフレットケースの
アニメ映画は何? A:『BLUE GIANT』。


新職場の高等学校には校内食堂の中に
Nストアというデイリーヤマザキ系の
コンビニがあり…そこで買ったボトル
と 詰替プラスと名付けた本日の弁当。

奇遇にも第三十三回新俳句大賞作品で
高校生の部の大賞句がラベリングされ
[石こうと夏の教室二人きり]意味深。

… 前日に一年後の俳句甲子園大会出場
に向けて始動し放課後の説明会を開催
したばかりなので夢は遥か夏の松山に
… バックアップしてくださる特進部長
と校長とクラス担任にも感謝なのです。

何よりも生徒さん来てくれてありがとう。

そして若手俳人のKKさん遠来ご指導感謝。


伊藤園お〜いお茶は俳句一句が楽しみで
おみくじのようにその日の気分や状況に
重ねてよんだり捉えたりします… 自由に。

新俳句コンクールには生徒作品に混ぜて自作句も
応募する密かな愉しみ…さて肝心のお茶の風味は?


【いくたびも夏のまつやま訪ねたし】🎐


🎐いくたびも・・・
いくたびも雪の深さを尋ねけり(正岡子規)


本日のQ:
松山出身の俳人・作家・文筆家を
できるだけ沢山挙げてください。


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酒場と旅の俳人作家で
御年73歳ハンチング帽

BS-TBSの「酒場放浪記」は開始20年…
東日本大震災の2011年5月から大胆に
酒を飲んで応援する…を信条に被災地
に寄り添った支援活動を開催継続中…
チャリティーイベントからの義援金を
コロナ禍で中止になるまで送り続け…
全国の旅先での「おじゃまします」や
「カンパーイ」や番組締めの句も素敵。

2023.3.11付けデイリースポーツ紙が
高知出身で画家・イラストレーター・
執筆家としても才のある るいさんを
芸能面で大きく報じました…見てます
読んでます応援しています…著書名の
「酒は人の上に人を造らず」は至言。


【類さんのハンチング帽春の旅】


朝からお酒の噺(はなし)で失礼しましたが…
あくまでも「繋がり・絆」のメタファです。


[石阪春生(はるお)画集]
関西学院大学の先輩
神戸に生きて逝った
モティーフの細密さ
名は春に生きること


[河合曾良(そら)研究書]
おくの細道の随行者
参考文献として必須
上記本刊行のために
名は惣五郎蕉門十哲


[ロシア俳句の貴重本]
ウクライナとの戦下
戦争俳句の存在理由
思想言論の自由担保
サブタイトルの意味


【女のいる風景に溶け込んで春】

【元禄の弥生の空の首途(かどで)かな】

【モスクワの留学生の春を生き】


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