NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ:詩・短歌・俳句 > 俳句と川柳

近鉄電車奈良線の東大阪市内、
枚岡(ひらおか)駅の真ん前に
枚岡神社の大きな鳥居があり、
くぐって広い参道を進みます。
長い石段を中ほど迄のぼると
右横に折れる道の先「神遊館」。

月一回、第一土曜日午後開催を基軸にした枚岡句会。

この日は外部参加の中堅女性三名のかたと、気鋭の
男子高3生ふたりと、代表👨とわたくしの計七名、
他にオンライン投句で三名が加わり、「当季雑詠」
各自5句に当日発表の席題「桜」の句、計約八十句
での句会になり、とても充実した3時間半でした。

俳号をこの四月から「宏」にするわたくしの句は、
「並選5句」「特選1句」の「選句」には不評で、
ほぼ「取る(いただく)」ことから外されます。

他のかたの「点盛り(並1点、特2点の合計点)」
が集まった句は、非公開で各種コンクールにも応募
できますから、ここではご紹介せず、またわたくし
の句も「奎」2024年6月号に掲載予定句は同様です。

メイク(名句ではなく謎句の創作句)としての拙句。


【オランジェット戸棚に隠し春灯】🕯

【平和には遠くモスクワサクラサク】

【ロシアより生還春のスクリャービン】 

【母に似て父に似て再会の朧】😶‍🌫


🕯はるともし😶‍🌫おぼろ・・・
いずれも春の雰囲気を表す季語で、
前者は春の夜の灯火の、同じく後者
はぼんやりと霞んだ夜の風情を示す。


帰りには仮屋さんとふたりで、前代表だった
故小池康生さんを偲んで、近鉄大阪線の長瀬
駅(近畿大学生のお膝元)近にある中華料理
「豚珍館」に寄って、餃子を「てんこ盛り」
いただきました… 点盛りもこれくらいあれば
いいけどね… 宏としての初日は完敗&乾杯。🥂


【推し活を辞めて武庫川花筏】

【ララララララララやっぱりサクラララ】

【僕らはのラは純潔の桜のラ】


👨
俳句同人「奎」の代表は俳人にして音楽家でもある
仮屋賢一さん、今年度はこの二刀流に専念されます。
数学科講師としての仕事は前年度迄で終え、退路を
断ち、俳人活動として、まずは下掲の「俳句教室」。
月曜日に、11時から2時間程度のカフェ注文の会。
とても斬新、1回2000円の参加費で俳句を楽習。(^^)


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初めてお見かけして
わずかにお声かけを
させて戴いたのは…

前記事⑬の市森くんチームが
俳句甲子園の大阪地区予選に
初のエントリーで初の試合に
臨んだ際だったかと思います。

全国に名を馳せる注目校の文芸同好会顧問。

その数年後にNP在職高校が俳句甲子園松山
全国大会に初出場した時に森本先生の高校
も順当に出場し上位進出された… 懐かしい
そして適わない夏の想い出として蘇ります。💦

剣道部の顧問もされていてまさに文武両道
…そのエピソードが鏤(ちりば)められた逸文
を今号では頂戴いたしました…随所に御自身
の句を配したエッセイで敬体常体混淆文は
わたくしの目指す文芸世界のお手本です。


二年前… 最後の高3授業を終えられた時に
全国最優秀の生徒たちが花束を贈って感謝
した…このストーリーズには感動した記憶。

最後の、というのは多分持ち上がり学年の
最後の、ですから、まだまだお若いのです。

年明けの人日(じんじつ:一月七日)には関西
文芸連合の生徒さんたちが「俳句バトル」
という企画大会を開催するというご案内を
戴きましたが、そのホスト校の顧問先生。

いやあ、あいかわらず適わない、もりもん と
いう名のぬいぐるみを生徒さんたちが今夏に💦
松山に連れていった(執筆者紹介文)という、
もりもとしん さん…これからも宜しくお願い
申しあげます…そして全国優勝を応援します。
(もちろん、元在職高校の全国再出場もね。)


【松山を想い出します俳句の日】💦


💦俳句の日・・・
はいくの語呂で8月19日、体感的には夏。
この日を標準にして俳句甲子園全国大会も
開催されますが、暦の上(季語的)では初秋。















 

いっしん さん


『0号』では俳句と小論を寄稿した
ハリガネムシ研究者のかたですね。

ハリガネムシを研究するには
蟷螂(とうろう:カマキリ)を
凝視観察せねばなりませんから
その「写生観」が今号の俳句に
反映して… 全体的に標題の八句
(俳句は八句、短歌は八首から)
構築に見事に成功しています。


御本人から確か俳号の由来をお聞き
したことがあり… 一心不乱との関り
があったような… 一心太助ではなく。


俳句を続けて「虫素材」を追究し
さらに独自の世界を高めてゆこう
そんな野心を一心に抱く市森さん
…彼の俳句歴は十年目に入ります。

NPネット句会の第一回目からの会員
(今号で第二十二回)…超ベテラン若手。


【一心に蟷螂の斧フリーウェイ】🦗
   

🦗かまきりは三秋の季語









御子息の水埜正彦さんに久しぶりに会ったのは
酷暑の八月、加古川駅前の居酒屋、彼は帰省中。

来春には定年退職して古里加古川に戻って来る
のは知っていたが、御母上のことは存じあげず
「サービス付き高齢者住宅」に入居中で、彼は
実家に引き取って単身で介護に専念すると言う。


「母は俳句をするんですよ」

「(いつか)見せてよ」


はかったように即座に目の前に取り出された
のはプリントアウトされた数枚の紙…まさしく
ダイヤモンド婚を経て夫を見おくった後の…
上記施設に入居後の日々の生活や心情が時に
切なく、又ユーモラスに沢山作句されていて、
その場で内心、『NP』誌に掲載を、と決めた。


執筆者きっての御高齢は大歓迎で感謝すべき、
有り難き人生の先輩で達人… その句群の何と
生き生きとみずみずしい感性に溢れているか
… 後日わたし自身の帰省のJR列車内で四十数
句に◯を付け、写メで正彦さんに送ったのだ。


御子息の小論考は『NP創刊0号』から連載の 
「父の死にまつわる雑感」… 読者のみなさま、
合わせてお読みください、そしてご感想等を
お寄せください、とりわけお願い申しあげ候。


【サクラ咲く頃に戻って来る息子
    心待ちするサ高住の句】


5月6日(土曜日)に教室で作った句です。

今春からの赴任高校は、NPにとっては
新しくて古く新鮮で懐かしく慕わしい、
40年ぶり復帰の地になるのです、感慨。

特進クラスのなかでも特別な生徒たち、
高2生と高1生とを専門講師という職名
で、一般生徒が休みか部活かの土曜日
に、2時間ずつ国語特訓を担当します。

ただ月に二度ぐらいしかないので、標題
の日には連休明け前の谷間の授業でした。


高1生徒たちに俳句創作をしてもらって、
短冊に俳号で「夏の句」を沢山書写提出。

中間考査やNP都合が重なり漸く本日掲載
のご紹介表彰で、後日賞品を届ける予定。

「俳句手帖」という歳時記季語付き記入 
記録帳を考えていますが、期末考査後に。


では、優秀句の発表です。

「秀逸賞」を贈らせていただきます。


公園の線香花火すぐ落ちる
(歌舞伎)

わかれては何度もあえる夏祭り
(花束)

サンダルのペタンペタコン大合宿
(にわとり)

約束の恋がしたいよ夏祭り
(uknow)

アスファルトに落としてしまった氷菓子
(海)


おめでとうございます。
ルールと季語学習後のほぼ即興で、なかなかです。
厳しい実践演習の合間に楽しんでくれて、担当者
NPのロゴマークまで作ってくれたみなさんに拍手。


この高1生の土曜授業は、昨日(10日)が一学期最終。
レギュラー授業は担当していませんが、待望再見。
未知数ながら、無限の可能性を見出した一学期の、
最終授業で作ってくれた金色の折り鶴が教卓に…。


【入梅に金色の折り鶴よ飛べ】


6月11日(日)は陽暦の入梅で、似つかわしい曇天。

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