NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ:詩・短歌・俳句 > 俳句と川柳

もう終わりましたが
案内葉書が10枚ほど
ありました… 一枚も
出さず済ませました。

南天荘画廊の企画展
「白の会」に参加し
色紙短冊14連句など
出品しておりました。

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【白の会新春連鎖のソネット】

はつ春の城天空に白く解け
小寒の白やしらくも白鷺城
青鷺の青白よりも哀しくて
白南風の光り住吉川わたる

かぜひかりわかきは力ぞ白秋忌
石垣りん白いものがを詠む立冬
凛として白きいかりの百合一輪
白票を投じハイビスカスかほる

産土の白壁の地に新酒の香
白魚の夜游ぐごと呑み候ふ
白米を夜に炊き出して大寒

白雪や四半世紀を震災と
立春や幻夜乳白色のまま
春来る白の会より発信す

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この4*4*3*3の14行詩が
ソネットでイタリア発。

行字数や連鎖にも拘りあり。


【白の連鎖】

-城-白鷺城-青鷺-住吉川

-光-作家-凛-ハイビスカス

-香-呑む-夜

-震災-幻夜-春


漢字読みがなクイズ(解答は最下方)

1白南風 : 梅雨明けに吹く南風
2産土 : その人の生まれた土地
3游ぐ・来る

二句目と十句目は「句頭韻」で
上中下句1音めは「si・si・si」。

「自粛の響き」もまた同音かも
「しししの自粛」句頭韻双句…。


【咳きて白き目光る自粛の冬】

【静寂なる自粛の冬の白々と】
(宏川)

続・漢字クイズ(同)

4咳く(せきをすることで 漢検1級)
5静寂(せいじゃく以外で「無言」も同じ)


「自粛」に負けず侮らず
かと言って騒がず…知識や
権威を笠に着て威張らず
6狼狽えず恨みず(上二段)
毅然として淡々としている

そんな人にわたしは
なかなかなれません…が

持続可能な開発目標(SDGs)

いい一日でありますように。


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1しろはえ
2うぶすな
3およ(ぐ)・きた(る)
4しわぶ(く)
5しじま
6うろた(え)


9時半予約投稿にします。
21日は故S先生の月命日
9年前の9月21日9時半に
訃報がありました…合掌。

【俳句の部】
兼題(季題:指定季語)なしで冬・春の句

【川柳の部】
季語と捉えずに季節感や季重ねは自由

いずれも定型(五七五)での句作とする。


投句応募の期限は2月2日(火)
立春(今年は2月3日)の前日で
節分迄… ご応募お待ちします。

この記事もしくは今日以降の記事の下方の
コメント欄にご投句ご応募をしてください
応募資格は当ブログ読者で…勿論無料です。

主宰者NPの方で「非開示」にしており
【ご投句拝受】とのみ掲示いたします…
俳号(匿名 川柳は柳号 同じでも構わない)
でのコメント付きでお願いをしています
…応募句以外のコメントは特にお申し出
が無ければそのまま掲示をいたします。


投句数に制限はありません
特製の賞状と副賞とを用意
しております…第十回での
「入賞」の二名の方には
既に発送済み…入賞入選の
際にはご氏名とご希望送付
先ご住所とを上記非開示の
形でお伺いします二月中旬。


本日1月20日(水)は
「二十四節気」の「大寒」
次節「立春」(上記2月3日)
前日までの十四日間を…
「大寒の候」と称しますが
それは土用期間内なのです。

第11回大会として沢山のご投句
お待ちしております… 川柳新企画
ですが本来は「俳諧」で俳句川柳
に区別はありませんでしたから…。


では、コメント欄でお逢いできますように。

2021.1.20
NP組主宰
NP宏


【大寒にアウトなりホワイトアウト】
(宏川)

【大寒や見えざる見捨てしにあらず】



【川柳の風きたるらし冬土用】

1月17日冬の土用期間に入りました…
本日から2月3日立春の、前日2月2日
節分まで17日間が季節の変わり目に
あたる(中国五行説)「(冬)土用」です。

第11回NP組インターネット句会は…
上記17日間を公募期間に当ブログの
コメント欄にご投句応募を是非とも。

俳句の部と川柳の部との境い目なし
兼題なし…ただし「冬・春の句」で
五七五での句作をお待ちします…。


川柳とは??
お調べください & 自学自習なさって
ください… そして自由闊達にご応募
ください… コメント欄非公示にての
受付処理で対応させていただきます。

NPも鋭意ガクシュウ中ですが… 読者
のかたご存知のように… 俳号は「宏」
(無表記にして【   】のみならば拙句)
柳号(りゅうごう 川柳の雅号)「宏川」
使い分け棲み分けを図っております。

さしあたりて現在心惹かれる参考文献
理系川柳&漱石川柳というトンデモ本
「なんちゃって川柳」初企画アップ。

勿論の玉石混淆(ぎょくせきこんこう)
俳句と言えば俳句…川柳と言えば川柳
「虚実の皮膜」(ひまく  ひにくとも)。


なお第十回記念NP組句会で第一席と
特別賞の俳人28号氏と第二席の市森
氏には ようやく入賞の賞状と副賞の
本を近々贈らせて戴きます お待たせ
いたしました… お二人も川柳は如何?


【川柳も俳句のころな冬土用】

【冬土用緊急事態と丸かぶり】

(冒頭句も宏川「冬土用三連句」)


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分け入つても分け入つても青い山
(種田山頭火)

1925年43歳で熊本の寺男をやめ
雲水姿で西日本を放浪し始めた
自由律俳人として生きる決意句

標題パスティーシュ(パロディ)句
には とてもそんな気概はあらず

朝からずっと新聞記事の切抜を
続けています… 神戸新聞なので
すが「ひょうご駅散歩」の駅鉄
コラム(田中正恭氏)は2020年4月
1日~21年3月31日迄毎朝第三面
 (ついでの第一面「正平調」随時
で他にも興味関心次第での妙味)

「紙⚪️⚪️」を称賛し自分も努力
しているわりには…自縛テロ寸前
明日が新聞紙 雑誌などの紙資源
ゴミ回収日なので まとめて括り
たいという「二重自縛」遂行中


昨年九月中旬に10日間ほど脚痛
で入院したのが紙の山の始発駅
その頃から第三波は不気味に…


【終着の見えず十日の戎(ゑびす)かな】

【堪(こら)えても堪えても関(咳)の山】


どちらも宏川… ジョークール風の作 😎

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幸福になる秘訣は快楽を得る努力ではなく、努力の中に快楽を見出だすことだ。(アンドレ・ジッド)


この努力は悪くない ✂️

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[画像表紙は再掲
    最下方に裏表紙]
著者第三句集 奥付の発行は
令和二年九月四日ですから
四か月前の初刊になります。

歌枕(句枕?):和歌に詠みこまれる名所・旧跡
… というわけではなく「地名」の盛り込まれた
句を列挙して地名の持つ効果と意味合いを考察。


〔近江住まひ〕
つかのまを近江住まひや遠砧
比良比叡二月の雲を同じうし
逢坂山抜けて近江の涼しさに

〔ただいま〕
堺にて長く患ひ鶏頭花


〔琉空〕
鎌倉へ馳せ参じたる極暑かな
大阪の今日の薄暑に帰省せし

〔尼崎〕
大阪の暑さや亀とおかん居て
大宰府に待つと言づて月の友

〔胡桃〕
六甲へ野分の草のなびきけり

〔長崎くんち〕(神戸へ転居)
淡路島みて将棋さす日永かな
長崎の坂登高といふべかり


〔伊丹十三記念館〕(松山)
汗もよき伊丹十三記念館

〔マリー・ベル〕
貝寄風や湾の向かうに紀伊の山
大阪にいつもの雲や夏来たる

〔拓磨〕
大人には東京弁を冬帽子


〔大津へ〕
帰省してにはかに津軽訛りかな
近江には山また多し炉火恋し

〔星宿〕
大阪にこんなに雪がお正月
飯炊きに能登より来しと雪解川
渡来人歴史館まで月の客


全章立てから一句以上
全ニ十句を挙げさせて
いただきました… 他に
も地名句は多くあり…。
(一部「詞書」割愛あり
ご容赦をくださいませ)

前回までは「二句」に外延(具体例)を
絞って「句集を読む」シリーズ展開
を図っていたのですが… このかたの
あとがきにある「(夫君の)転勤暮らし
で、横浜から尼崎、神戸、大津と引越
し…」と「人は心のなかに物語がある」
という御友人のことばの援用を読むと
… これだけの句以上の物語が随所各所
あったのだろうと感じ入っております
(勉強不足の恣意的な感想ばかりです)。


意外に思ったのは「大阪の句」です
上掲だけでも四句あります… NPは
雲の句が好きですので… やはりこの
一句が(おこがましくも)得心です…。

大阪にいつもの雲や夏来たる

裏帯に「自選十句」として挙げていらっしゃる
ので… ほっとしました… 又お逢いできますよう
「琵琶行」(白楽天=白居易の唐詩)についてや
大阪素材・神戸素材など(厚かましくも)語らせ
ていただきたく思っております… 俳句甲子園・
関西オープン彦根大会で「港を出る舟」のこと
描いた生徒句を愛でていただいて… その女生徒
は飛躍的に伸びたこと今でも感謝しております。

外延を「概念の範囲に含まれる属性」と捉えれば
対語は「内包」となります… 内包とは抽象化した
「性質」ということ… 如月俳人の場合の「内包」
とは「句集を読む②」で一度述べさせて戴きまし
が… 母なる港のような懐深きものではないかと…
(「序」で安部元気氏は「俳句という形式が担っ
ている本質を、著者自身が体現している」と…)。

タイトル「琵琶行」の持つ郷愁・旅愁のイメージ
(それは杜甫にも通じ)はあくまでも人の世の定め
のような普遍的なもので著者個人を特定しない…
そんな思いにさせていただいたことです… 堪能。


それにつけても「著者略歴」にある“ 東京生れ、
六歳ごろから作句を始める ”には恐れ入ります
「アンファンテリブル」(石井みや氏の「跋」
文中の語で「恐るべき子どもたち」)のままに
「恐るべき大人たち」の最たる俳人になられた
のでは… と拝察し御恵贈に与り感謝の極みです
(美しく心に絡みつく蔦の表紙は著者御画見事)。


【出る港ありて帰るや初暦】

【初夢にクルーズ船のキャビネット】


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