NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

カテゴリ: タカラヅカ・ミュージカル・演劇舞台

大きな人気のミュージカルでひとりきり実践しました
梅田芸術劇場メインホール『ドリームガールズ』です
歌うようにみる…歌うことは体のスゥイング どうする。

元宝塚の望海風斗さん主演Wキャスト村川絵梨さんの
千秋楽の週末でしたが…B席当日券(5000円で学割あり
S席は予約当日共に14500円)には空きはあるものです。

三階席の最後方のど真ん中しかも階段通路右横の端席
これは実に気楽です… 後方誰もいないし荷物スペース
まであります… よく見えて舞台全体の奥行き俯瞰です。
 
オペラグラス使わないのも気楽… 遠い舞台ですが広く
歌声はとても心地良く響きスポットライトの遠望動向
も鳥瞰出来るようで追跡的… 久しぶりにパンフ求めず。

マナーはもちろん守りますが窮屈さがないので嬉しい
… NPが妙味を感じるのは「物語性・歌唱力・演出法」
この三本立てなので人気キャスト自体は更に次です。

歌唱力はほとんどの場合「演技力」に繋がっています
…なぜなら歌唱そのものが演技の一環なので映画でも
一般的な舞台でも同様に演技力は成功の根幹なのです。


【スゥイングのミュージカル春が揺れている】









そして昭和の歌謡コンサート


祝日はとことん吉野弘の「日々を慰安が」を実践

まず邦画のロードショー封切の朝イチ上映を鑑賞
次にイタリアン阪急園田のピアチェーレでランチ
更に岡本タオカでエスプレッソ珈琲フィナンシェ
加えて岡本好文園ホール高曲伸和さんコンサート

映画はコメディというより良質ヒューマンドラマ
この流れで締めは神戸住吉の恋野温泉うはらの湯
… 住吉川の流れの近くにある湯殿に行くつもりが
流石に体力の限界で… 万歩計アプリ9099歩で停止


標題の映画では天童よしみさんが坂本九の名曲を
デュエットしていました(ギリギリネタバレ回避)

バリトン歌手高曲さんジャズピアノ佐藤悠己さん
のプログラム最後の曲も坂本九最後の録音である
「心の瞳」… アンコールは美空ひばりの曲でした🎶


【ああ川の流れのように梅の街】


何かに没頭していないと心の瞳が
閉じてしまい動けなくなりそうな
日々がもう少し続きます… 体力の
限界なんて思えるうちはまだマシ
… そういう意味合いでも…ひとり


(コンサート撮影・アップは許容…動画はご法度
 声楽・音楽を届ける仕事だから…なるほどです)

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2023年2月19日12時半〜開催(二十四節気の雨水)

国立文楽劇場での「上方落語をきく会」昼の部

令和4年度文化庁芸術祭賞を受賞された噺家の

林家菊丸師匠が大トリをされて脚色落語の

「吉野狐」見事にしなやかに演じられました… 

おめでとうございます… ABCラジオでの生中継

聴逃しradikoや有料オンライン配信万全の態勢

のなか素晴らしい一席視聴させて戴きました。



これからも文化的香気高いほんものの落語を

届けてくださいますように…Bravo\(^o^)/。


【春の雨こころをこめて花束を】


35年以上に及ぶ古い付き合いの元教え子で

花舗オーナーさんがとてもよい花を撰んで

とりわけオンシジウムの幸せの黄色を沢山

入れて文楽劇場に運んでくれました…感謝。


【どうしてもしのだ雨水の帰り路】


演目にちなんできつねうどんを啜りたく…。


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高校入試前日の準備で午後授業カット

昨日決めたメニューをしたたかに決行

翌日のことは明日決めようと昨日思い

今日になりすっかり失念していたこと

想い出されても後の祭りで今日は今日

吉田拓郎の「祭りのあと」(作曲拓郎

作詞は岡本おさみ)の一節を想起して

日々を慰安が吹き荒れる…と口ずさみ

明日は明日の風が吹く…と山人画伯に

ひたすら申し訳ない「僕真の午後」に

ドビュッシーを聴きたくなりました…

おあとがよろしいようでございます。


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日々を慰安が(吉野弘)

日々を慰安が
吹き荒れる。
 
慰安が
さみしい心の人に吹く。
さみしい心の人が枯れる。
 
明るい
機知に富んだ
クイズを
さみしい心の人が作る。
明るい
機知に富んだ
クイズを
さみしい心の人が解く。
  
慰安が笑い
ささやき
うたうとき
さみしい心の人が枯れる。
 
枯れる。
 
 
なやみが枯れる。

  
ねがいが枯れる。
 
 
言葉が枯れる。


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イタリアンのクチーナアテンポで
無農薬の菜の花のペペロンチーノ

阪神西宮の西宮えびす亭で三人会
方正・かい枝・菊丸の落語の昼席

無農薬は全然違いますと小山シェフ
気をつかわずに数多くと菊丸師匠…


【善哉(よきかな)と言葉が枯れる前に言い】


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まさにこの席亭での

『井戸の茶碗』  
 
神菊丸様降臨の珠玉


NPは教え子の神大生やすっきー君と共に

堪能しておりました…鳥肌立つ凄みでした。


覚えずの泣き笑いに師匠の天空海闊の芸を

高く広く深く感じて只事ならぬ思い懐きて

晴れてこのご受賞のお報せに得心至極です。  


BravoBravoBravo〜\(^o^)/



【研鑽の凡(すべ)て高座の菊の花】
(『蒼穹』秋の部)


【文化の日前夜サムライ噺きく
   まるで笑いの高潔のごと】

 

下記発信は
吉本興行&文化庁ホームページより

この度、2022年11月2日(水)に大阪・天満天神繫昌亭にて行われた『第八回 三代目林家菊丸独演会~今宵はサムライのおはなし~』が 「令和4年度(第77回)文化庁芸術祭賞」大衆芸能部門 大賞を受賞しました。
吉本興業に所属する落語家の大賞受賞は、平成15年の桂三枝(現 桂文枝)、平成18年の林家染丸以来となります。

文化芸術祭賞とは

文化庁では、広く一般に優れた芸術作品を鑑賞する機会を提供するとともに、芸術の創造と発展を図り、我が国の文化の向上と振興に資するため、昭和21年から芸術祭を毎年実施しています。

参加公演・作品及び審査に関して
令和4年10月1日(土)から11月30日(水)の期間に、参加公演として関東・関西で行われた演劇43件、音楽45件、舞踊33件、大衆芸能69件の公演、また参加作品として放送されたテレビ・ドラマ14作品、テレビ・ドキュメンタリー43作品、ラジオ22作品ならびにレコード部門31作品に対し、高い独創性や企画性などを基準として部門ごとに審査を行いました。

受賞理由
『女性を描くことに定評のある林家菊丸が「癪の合薬」「二番煎じ」 「井戸の茶碗」という“侍の噺”三席で新境地を開拓。特に「井戸の 茶碗」では、清貧な暮らしぶりの浪人、若き武士、正直者の屑屋 を巧みに演じ分け、爽やかで温もりのある笑いを届けた。また、浪 人の娘の心情をさりげなく織り込むなど、現代感覚にマッチした演出も光る。』

※文化庁ホームページ資料より



新春!上方落語会



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